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第9回 つくばまるごと公園化計画 ―つくば市―
つくば駅から筑波大学にいたる周辺地域の環境は、計画的に公園都市化をはかったものです。今考えると30年前には、浮ついた計画だったという思い出があります。それが、前回の松見公園の取材に行ったときには、非常に落ち着いた雰囲気になっていて驚きました。

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| 1・2●つくば駅から筑波大学に向かう公園の園路 |
人間だけでなく、街にとっても30年というのは長いのでしょう。その間にあった多くの記憶を表情に表して、この街は豊かになっていったのでしょう。もちろん、悲しい記憶ばかりならば、悲壮感ある街になる場合もあるんでしょう。(2000年前のヨーロッパの街でも共産化された街はあわれなくらい悲しい顔をしていましたよ。)
つくば市の公園は広くて数が多いのです。駅から大学に行く直線距離1.5kmの間に公園が15ヶ所。立ち並ぶビルの庭も広くて開放的ですから、居住者は快適な生活が保証されています。

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3●JAXA筑波宇宙センター
4●駅から大学までの間に公園の多さを見てください。 |
しかしこれだけ公園が多くて、園路も複雑ですから迷います。(私も今回迷いそうになりました。)そのため、サイン計画が重要です。当社は世間的には、商業内装と博物館や展示会の展示装飾屋だと思われているのですが、実はサインでも多くの作品を残しています。
我々は昔から看板と標識のことをサインと呼んできたのですが、25年前の東京ディズニーランド開業以降、演出の為の看板が増えてきました。今回、この街を見直してみると、30年以上前から、演出サインがあったのですね。驚きました!
科学と宇宙の街つくばらしい演出サインがいっぱいありました。

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| 9・10●演出サインの1つ。40億年の地球の歴史を紐解く。 |

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11・12●同じく、太陽系の惑星を教えるサイン
13●こんな可愛らしいサインもありました! |
5月23日の日本経済新聞の最終面の「私の履歴書」で、今回の筆者である磯崎新さん自身が、つくばセンタービルを語っておられます。この連載第2回で私が書いた内容に回答をしてくれたような気がしました。またポストモダンの作家だといわれているのが何故か自ら解説しています。是非ご覧になってください。
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