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第1回 筑波山神社
いくら近代以降の建物が好きな私が書く文章でも、その記念すべき連載第1回目は、やはりここしかないでしょう。
つくばエクスプレスの始発駅、終着駅である「つくば」。駅前には巨匠・著名建築家の設計したビルが立ち並びますが、その話は2回目以降にするとして、今回は「筑波山神社」をとりあげましょう。
筑波山は標高877メートルながら、百名山の一つです。途中から2つに別れ一方は男体山、もう1つを女体山と呼びます。ケーブルカー、ロープウェイの山頂駅からは遠く関東平野の景色を眺めることができます。
つくば駅からシャトルバスで分程で筑波山中腹にある神社に着きます。 筑波山神社の歴史は、二千年以上に及ぶそうです。日本神道では、山を崇拝することが少なくないのだそうですが、700年前に書かれた常陸国風土記より以前の口述で記憶されていた筑波山伝説はまさに縄文・弥生の記憶です。
御祭神はいざなぎ、いざなみの男女の二神であり、その二神が結婚して神々を産み国産みをされたことにより、縁結び・夫婦和合・家内安全・子授け・子育て等の神徳があるんだそうです。
筑波山はかつては島だったそうで、侵食されて深成岩層が地表にあらわれているので、山全体が岩石の塊です。筑波山に多い奇岩奇石を見ていると、富士山と大喧嘩して、富士山を雪と氷の山に変えてしまったという神話も信じたくなってしまいますよね。
記紀以前の時代から信仰の聖地だった筑波山ですが、筑波山神社の歴史も1300年に及びます。さらに、天海和尚により、江戸開府の時に日光とともに江戸の鬼門を守るべく大切にされたという記録があります。今ある神社の建築は、古いものでは江戸初期、三代・家光〜五代・綱吉に寄進されたものだそうです。
その他の建物は、江戸時代初期の建築様式を守っていますが、明治8年以降に建築されているものです。それでも百年。県指定文化財になっています。

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1●8月3日の天下の奇祭「がま祭」目前の参道
2●本殿正面
3●随神門は寛永 10(1633) 年 11 月、三代将軍家光に寄進されたが、その後2度消失、
文化
8(1811) 年に再建された。 |

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4●神橋は寛永
10(1633) 年 11 月、三代将軍家光公に寄進、元禄 15(1703) 年 6 月、五代 将軍
綱吉公改修
5●岩の山・筑波山頂上近くの表面には岩石が露出している。
6●筑波山の蝶、レンズを 10cm に近づけてもぜんぜん逃げません!
山頂付近には長さ 20cm 近い大ヤンマも群れていました。 |
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