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■ケーススタディ [特集]ユニバーサルイベント ノーマライゼーション社会に 向けての着実な歩み ユニバーサルイベントの本質は、ノーマライゼーション社会を実現していくことにある。この取組みに関して、日本は後進国であるといわれているが、国をはじめとする行政諸機関によるノーマライゼーション化の推進、および多様な分野の企業が積極的にユニバーサルデザイン活動に取り組んできた成果が着実に社会に浸透しはじめている。ここでは、そうした取組みの一端を紹介してみたい。 国際ユニヴァーサルデザイン協議会 昨年11月30日〜12月4日、産・官・学を超えて国内外の専門家が参加した「国際UD会議」が開かれ、改めて人間一人ひとりを尊重する社会環境づくりのために「ユニヴァーサルデザイン」活動に継続的・発展的に取り組んでいくことが確認された。これを受けて、「ユニヴァーサルデザイン」を広く社会に普及するとともに、その成果を世界に向けて発信していくことでわが国の産業の活性化にも寄与することを目指して設立されたのが「国際ユニヴァーサルデザイン協議会」である。 わが国を代表する大手企業を含め、正会員109社・2団体、賛助会員16名を擁して11月28日に発会式が開かれ、協議会総裁に就任された寛仁親王殿下のお言葉を賜ったほか、会長・山本卓眞氏の挨拶、理事長・川口光男氏による事業計画の説明などが行なわれた。 また、記念パーティー会場には、各企業が発表した「ユニヴァーサルデザイン」商品展示やパネル展示もあり、参加した方々の注目を集めていた。
注)国際ユニヴァーサルデザイン協議会では「ユニヴァーサル」という表記にこだわっております。 その意味もうかがって理解しておりますが、今回は、通常の普通表記と思われる「ユニバーサル」という表現を使いました。 関連サイト: 国際ユニヴァーサルデザイン協議会 商業・公共施設にみるユニバーサルデザイン シダックス 名張夏見クラブ シダックス名張夏見クラブでは、洗面器・便器の横に手すりを取り付けた多目的トイレを導入。また、部屋の入口は引き戸に、客室全室に緊急対応用のインターホンを設置している。 さらに、エントランスの段差をなくし、車椅子が楽に通行できる廊下の幅寸法を確保、落下防止対策の高い手すりを設けるなど、建物全体の安全性に配慮している。 そのほかにも、身障者対応ルームやベビーベッドも備えており、大人、子ども、男女、身障者、健常者の区別なく使えるデザインを目指している。
ジョン・レノン・ミュージアム 2000年10月9日にオープンしたジョン・レノン・ミュージアムは、ユニバーサルデザインを意識したミュージアムの事例のひとつである。展示品の配置を、通常のミュージアムに比べて若干低くすることで、高齢者や車椅子の方、子どもにも見やすくなっており、誰もが等しく同じような目線で、ジョンのメッセージを受け止めることができるミュージアムとなっている。
関連サイト: ・シダックス株式会社 ・ジョン・レノン・ミュージアム このページに掲載の内容、写真などの転用をお断りします。 Copyright 2003 TANSEISHA.co.,ltd. All right reserved. |
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