■特集
ロシア館
ロシア館では、「人智圏の調和」というテーマのもと、自然と調和した理にかなった生活を提唱する展示を行っている。 世界の森林地帯の4分の1を構成するロシアの森林や世界の淡水の22%をたたえるバイカル湖などの紹介、さらには鉱物見本から石工や宝石細工師の手工芸品に至るまでの多岐にわたる展示物を通して、ロシアの自然の豊かさと天然資源の豊富さや、シベリア北部のヤクートでの遺骨調査を経てまとめ上げられたマンモス成獣の原寸骨格の標本や、再使用可能な宇宙システム「C−XXI」内の宇宙飛行士ワークステーションのシミュレータなど、科学研究の成果、さらには水素エネルギーなどの新エネルギーなどの先端技術の紹介などにより、母なる自然と調和して生きる新しい社会の創出と地球規模の課題解決に取り組み、世界に呼びかける。 さらに、エルミタージュ美術館やボリショイ劇場のバレエ団に代表されるロシア芸術や、民族衣装や手工芸品などに表された伝統文化も、あわせて紹介する。
ベルギー館
欧州各国に比較的簡単に往来できるところから"ヨーロッパの交差点"ともいわれているベルギーは関東地方くらいの大きさで、国土は平野となだらかな丘陵で構成され、東南部の山地でも海抜700mを超えない。気候は温和であるが、年間を通じて曇天と雨の日がきわめて多い。 「ベルギー館」では、ファン・アイクから現代デザイナーに至るまで、ベルギーの芸術家たちが自然に向けた眼差しについて伝える。 ベルギーの現代芸術形が作品の中に溶け込ませた手法は、今日に至るまで賞賛される芸術作品を生み出しただけでなく、当時の社会にも影響を与えた。 展示は、芸術的な想像と先端技術を組み合わせており、たとえば、地域と地域社会にささげられたスペースでは、最新式装置でベルギーの映像を披露する。 パビリオン2階の「テーマカフェ」は、日本でも人気のベルギービールの豊富な種類を取り揃えているほか、ベルギーの現代芸術家が自然をどう見ているかを映像で見せる締め括りのショーを見ることができるなど、パビリオンの重要なスペースとなっている。
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