■特集2005年日本国際博覧会「愛・地球博」開幕 我々が生きる地球の素晴らしさに感動する"21世紀の博覧会" わが国では35年ぶりの一般博覧会となる2005年日本国際博覧会「愛・地球博」が2005年3月25日開幕した。21世紀最初の国際博覧会となる愛・地球博は、大阪万博で提起された「人類の進歩と調和」に対し、35年の歳月を経たいまの日本がどのような答えを提示し、世界に発信するかが問われる場となっている。愛・地球博は、「自然の叡智(Nature's
Wisdom)」をメインテーマに、サブテーマとして「宇宙、生命と情報(Nature's Matrix)」「人生の"わざ"と叡智(Art of Life)」「循環型社会(Deveropment for Eco-Communities)」の3つを掲げ、"地球大交流の場"となることを目指している。
長久手会場
世界を”一つの輪”で結び「地球大交流」を実現 愛・地球博の会場は、長久手会場と瀬戸会場の2か所で構成されている。 地球の過去と未来、伝統のわざと最先端技術、世界の文化とまつり、その豊かな地球交流を体感する長久手会場は、起伏に富んだ会場内の高低差をなくし、世界を一つの輪で結ぶ「グローバル・ループ(水平回廊)」の周辺に、6つの「グローバル・コモン(外国館)」と、「日本ゾーン」「企業パビリオンゾーン」「遊びと参加ゾーン」を配置。グローバル・ループの中心には、愛・地球博のシンボルパビリオンとなるグローバル・ハウスを中心とした「センターゾーン」で構成し、「地球大交流」を実現する。 グローバル・コモンは、公式参加国や、国際機関が出展する展示空間。「コモン」とは、もともとは入会地や共有地や公用地を表す言葉で、そこの共同体の意味や共同体が共有する集団意識やライフスタイル(コモンセンス)の意味にもなり、また、都市における公共空間の意味としても使われている。 グローバル・コモン1は、東南アジアを除くアジア17か国が14のパビリオン、計33モジュールに集結。北ゲートに最も近く、センターゾーンの「愛・地球広場」に隣接し、同広場から直接入場できる 。 グローバル・コモン2は、アメリカ館やメキシコ館など北米・中米・南米各国のパビリオンに加え、国連館、国際赤十字・赤新月館、OECD館、国際熱帯木材機関館など国際機関がパビリオンを出展する。 グローバル・コモン3は、西ゲートや日本ゾーンの近くにあり、グローバル・ループに囲まれ、複数(4か所)の入口から入場できる利便性を備え、ヨーロッパを中心にした地域が出展。地中海カラーともいうべき、独特の色使いの建物が特徴である。 グローバル・コモン4は、北欧、東欧など個性豊かなヨーロッパの21か国が15パビリオン、計34モジュールに集まり、グローバル・コモン中、最大規模を誇る。EXPOドームもあり、眺めも美しいゾーンとなっている。 グローバル・コモン5は、管理棟の上に構築され、アフリカ大陸の31か国が出展するほか、新エネルギー実証プラントを併設するNEDOパビリオンも設置する。 グローバル・コモン6は、オーストラリアやシンガポールなど、オセアニア・東南アジアを中心にしたゾーンで、高低差のある景観が特徴となっている。 長久手日本館、長久手愛知県館などを配す日本ゾーンは、地球時代に貢献する日本の役割を力強く訴えると同時に日本文化の魅力を総合的に情報発信する場として展開する。 企業パビリオンゾーンは、三井グループや三菱グループ、日本ガス協会など日本を代表する9つの民間企業グループが、驚きと夢いっぱいの最新テクノロジーが体感できる企業パビリオンを出展している。 遊びと参加ゾーンは、いろいろな人々との交流や遊びを通して、環境や平和など地球上のさまざまな問題を、楽しみながら学べるゾーンで、ロボット・ステーションやEXPOホールなどを配している。 グローバル・ループは全長2.6km、幅約21mで、段差がなく、会場をほぼ水平に一周できる。 また、グローバル・ループのすぐ隣には、約半分自然のままに残す「森林体感ゾーン」があり、自然の叡智、自然と人との親密な関係を体感することができる。
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