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「六本木・RE-BORN・プロジェクト」は21世紀の“東京ルネッサンス”となるか
 
  六本木駅周辺が、今、都市整備に向けて新たな動きを見せている。このプロジェクトは、森ビルグループによる世界でも最大規模の民間再開発である「六本木ヒルズプロジェクト」。2001年−2003年秋、東京・六本木はあたらしい時代に入る。
 「六本木・RE-BORN・プロジェクト」は、“東京の新たな文化都心の創出”をテーマとした、一大カルチャーゾーン「六本木ヒルズ」の2003年のオープニングに向けた一連のアートプロジェクトである。ここでは“都市の多様性、過去・現在・未来を表現したメッセージボードである「建築現場の工事囲い」”“新しい発想の都市を考証する3人のクリエーターによる「デザインブック」”“ギャラリー、カフェ、ブックショップが一体となった空間”の3つのメディアで構成されている。
  
 
今回は、プロジェクトのコア施設「NEW TOKYO LIFE STYLE ROPPONGI THINK ZONE」と、現在展開中のカナダのアートディレクター、ブルース・マウによるエキシビジョン(New Tokyo Countdown by Bruce Mau 2001.10.9-11.29)を取材した。
 
外観  「NEW TOKYO LIFE STYLE ROPPONGI THINK ZONE」は一見何の変哲もない黒いボックス型の外観である。が、一歩中に入ると床面投射による18m×14mの巨大映像のインスタレーションが行われており、内部は幻想的な雰囲気を漂わせていた。
 この企画は「都市」「東京」「環境」「生活」をテーマに国内・外のアーティストをフューチャーし、毎月更新していくという。今回の映像は、表層と深遠、人工と自然、不安と希望といった矛盾をはらみながら変化する都市のイメージを表現したブルース・マウによるものであった。
 
ブルース・マウの静的かつダイナミックなイメージ映像

 
青山ブックセンター
青山ブックセンター  
カフェ「FUTURO」
カフェ「FUTURO」 
 空間演出の手法として、この手の映像的アプローチは、今となっては正直いって特に目新しい手法ではない。しかし、ここではファサードや空間の間仕切りに用いた偏光ガラスとの併用により、人やモノが様相を変えながら幾重にも重なって見える様は、何とも不思議な異空間を創出している。
 この空間内には青山ブックセンターとカフェ「FUTURO」が併設されているが、カフェに置かれた倉俣史郎デザインによる椅子やモダンテイストの白を基調とした什器は、映像が時折映り込むことで、空間の演出に一役かっている。全体のコンセプトは、未来の東京のイメージといえるが、むしろ懐かしさを感じたのは、こうした空間のディテールのせいだろうか。
カフェ「FUTURO」。映像が万華鏡の様な幻想空間を創り出す。 カフェ「FUTURO」から見る青山ブックセンターのファサードと内部

六本木ヒルズの建築現場を一周する工事囲いはブルース・マウのデザインによるもの。完成までの15ヶ月間展示予定。撤去後は六本木ヒルズ内、森アートミュージアムの1stエキシビジョンに移行。
 
NEWTOKYO LIFESTYLE ROPPONGI THINKZONE(http://www.zoneroppongi.com/index.html)
 

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