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築地市場 コウチ・マーケット(高知アンテナショップ)

 
 
 日本の胃袋・築地市場。正確には東京都中央卸売市場という。いまだ、一日平均4,000トンの魚や野菜が入荷し、およそ30億円が取引されているそうだ。いまだに鑑札制であり、場内は、鑑札を持たない一般の購買客には公開されていない。(見学は可能である。) ただし、隣接した場外市場には自由に入って買い物ができる。年末のテレビで、築地市場の年末風景を見た方も多いだろう。
 
 築地は古くからある街だが、築地場外市場は銀座4丁目交差点から15分くらいに位置し、今もっともマンション会社が狙っている場所の1つになっている。すでに地上げがされているところも多くなっている。
 
 
左●晴海通りと新大橋通りのぶつかる交差点に築地市場はある。
右●この辺りも、地上げが激しくなっている。

 
でも、場外市場敷地の中に入ると、昔通りの風景になっている。

 
 
 社団法人日本商環境設計家協会(JCD)といえば、インテリアデザイナーの集団として、もっともラジカルで「デザイン」を追い求めている団体だと思う。今までは、先端的でオシャレなバーとかを選んできたことが多かった。
 
 今年のJCDデザイン賞の公開審査会(JCDでは3年前から、最終審査会を公開して行っている)で、驚くべきことが起きた。この場外市場の中の店舗、「コウチ・マーケット」が大賞をとった。設計者は新進気鋭の二人の女性デザイナー、長尾亜子&大成優子。 この作品を選ばれるにあたって、大いに議論があった。「説得性が乏しい」・「JCDらしくないじゃないか!」など。。第2位にあたる糸井重里賞の名古屋のバーKURA=KURAとの間で、激論の末、選ばれた。
 
 
左●コウチ・マーケット全景(作者のホームページでは「こうちマーケット」と表記。)
中●横から見ると、曲面の天井がわかりやすい
右●この天井は純白です。青みがかってるのは、ブルーのビニールシートの影響。

 
 
 曲面のボンデ鋼板(塗装性を増すために、りん酸塩処理=ボンデ処理をした鉄板)を天井に貼り、曲線状のシャッターラインをあしらったデザインの物産店だが、まさに“流出する内部”というテーマそのものだ。
 
曲線に見えるシャッターラインはわかってもらえるでしょうか?

 
関連サイト:
・ザ・築地市場のホームページ
・nagao ako(長尾亜子さんのホームページ)

 

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