■新施設情報
オルゴールの小さな博物館 5月15日リニューアル
バブル期以降、次から次へと造られているオルゴール博物館。「NONのオルゴールホームページ」では、全国で15館の博物館を数えている。
その中で、日本でもっとも古くからあるオルゴール博物館が、約2年の建て直し期間を経て蘇った。オルゴールの小さな博物館は1983年に開館しており、開設20周年目にあたった5月15日にリニューアルオープンした。
この「オルゴールの小さな博物館」では、基本的に動態展示を行っている。 見学コースは3つあり、演奏会コース以外の見学は全て予約制で、見学者の目の前で1点づつ演奏をしてくれる。
世界的なオルゴール博物館といえば、オランダ・ユトレヒトの国立オルゴール博物館(Nationaal
Museum van Speelklok tot Pierement)などが有名だが、ここでも動態展示が基本だった。「家具ではないのですから、見せるだけでは仕方がありません。オルゴールは聴いていただきたい。」(オルゴールの小さな博物館・名村統括マネージャー=オーナー(館長)の娘さん)とは至言か。
これだけ数があると、1台1〜2分の演奏でも、1時間は楽しめる。そのことは、館も承知していて、所要時間50分程度の演奏会コース、約1時間の博物館コース(コーヒー付き)を用意しているのだが、それ以上の解説・演奏をしてもらいたい人には、時間無制限の館長コースもある。館長自ら説明してもらえるし、興に載ると普段は演奏しないオルゴールも動かすので、終わる時間に希望があれば先にお伝えいただきたい(名村氏)とのこと。
この館のオルゴールは製作されてから約100年を経ている。それを修理し、すばらしい音色を維持するために最大限の努力が図られている。たいていの修理は館の中の職人さんがやるそうだ。
「100年前のモノを使うということで、使いすぎを注意しています。でも、そのぐらいの配慮があれば、100年前のものでも十分使えるんだということを伝えていきたい」というのがオーナーのやさしい気持ち。その言葉にはオルゴールへの優しい思いが伝わる。
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| ポストモダンな建物の入口 |
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左●博物館の受付。予約してくる方も多いのでこれぐらいあれば充分 中●建物2階にあるミュージアムショップの商品見本 右●売られている絵葉書ディスプレイ。五線譜を狙った |
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左●ミュージアムショップ。ミュージアムは10:30〜18:00オープン。SHOPの利用はいつでもOK
右●東京には数少ないオルゴールの専門店。オリジナルグッズも多くある |
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| 6階常設展示室内部 |
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左●この巨大な棚は、コレクションしているオルゴールのディスクや自動ピアノの為のソフト約4000点。オルゴールのコレクション数は300点 中●オートマタ(自動演奏人形) 右●演奏後、機械仕掛けを見せてくれる |
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左・中●中身も見せてくれるし、客自身が演奏させてもらうこともできる。オルゴールの演奏って結構難しいものだ 右●ジオラマのオルゴール。全部で11ヶ所が動く |
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左・中●企画展示室。日本初、いや世界初か?オルゴールの振動を実感できる機器。横外部のオルゴールを回し、ベンチを伝わってくる振動を楽しめる。反対側の隙間では、空気振動も感じられる 右●その前にダリの版画10点を飾っている(2003.7.12までの企画展) |
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| この展示室の機構的なオルゴールも全て聴かせてもらえる |
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| 終了まじかに、5階のアンティークショップ&カフェに降り、自動ピアノの演奏を聞きながら、コーヒー&紅茶のお持て成しを受ける。このピアノは1920年代のもの。この中の家具やオルゴールは全て売り物。(売りたくないものの値段は高くしてありますよとの正直な感想) |
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| 演奏会コースでなければ入れない、1階の演奏室。そして、その中で使われているオートマタのレプリカ |
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| この中は館長コース参加者しか入れない7階の館長室。このカウンターらしきものは、蕎麦打ち台。「手打ち蕎麦を食べながらオルゴールを聞く」イベントなんていいかもしれない。このフロアの収集品は、蒐集家ならではの貴重なコレクション |
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| リーフレット |
関連サイト:
・オルゴールの小さな博物館
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