新施設情報

旧小笠原伯爵邸、レストランとしてリニューアル 6月16日
 
 
 旧小笠原家邸宅は、日本には少ないスパニッシュ様式の邸宅だそうだ。小笠原家(江戸時代の小倉城主、礼儀作法の小笠原流礼法の小笠原家)の総領家の邸宅として、昭和2(1927)年に小笠原家下屋敷跡地に竣工した建物である。それがブライダルパーティーレストランとして、リニューアルされた。
 
 今回、民間活力を生かして、「事業者が費用を負担して」建物を修復し、都民が広く利用できる事業を実施することを条件に借り主を公募した結果、インターナショナル青和株式会社という会社が名乗りをあげた。この会社は、表参道などで、バンブーというパーティレストランを経営している。この会社の社長は、ホームページでこんなことを書いている。「75年の歴史の中で、すっかり傷を負ってしまった目の前の洋館で、当時小笠原伯爵がどんな素敵な晩餐会をしていたかと想像しただけで胸が高鳴り、私はこの館を甦らせ、みなさまが楽しく集える場にする決意をしました。」
 
 確かに決意のあったことだろう。修復費用は10億円以上ともいわれているのだ。
 私は、このような試みには大賛成だ。建物は使わなければ悪くなってしまうので、重要文化財といえども、活用をされることはいいことだ。(文化財建物のリニューアルに関する所見
 
 私が訪ねた日には、平日にもかかわらず、日中でも3件の予約が入っていた。この新しい試みはとりあえず成功だといえるのだろう。民間企業はボランティアではないのだから、ある程度の利益がなければやれない。これからの文化財建物の保護のためにも成功をして欲しいと思っている。  
 
 
(左)●メインゲートから建物のファサードを見る
(中)●小笠原邸前面
(右)●裏側のシガールーム外部
 
(左)●裏庭のオープンセット
(中)●エントランス外部
(右)●7月からの施設オープン情報や現在の昼食のメニュー(7,000円・・)
 
エントランスのすばらしい造作
 
ガラス窓の外から、ちょっとだけ内部を撮影させていただいた
 
 これだけの建物ならば、インテリアは素晴らしいと思うのだが、残念ながら営業中には一切内部の見学をさせてくれない。
これだけの資本を投入した事業だけに、(客に対するサービスとしても)客以外には秘匿したくなるのもわかるが、小額ならば有料でもいいから、見せてもらえないだろうか。
 
 まぁ、セコイこといってないで、7月頃から、バー・カフェや会員制のワインセラーなどがオープンするらしいので、その時には堂々と客として入ってみよう。
 
・小笠原伯爵邸 (http://www.ogasawaratei.com/)
・小笠原伯爵邸(http://www.bamboo.co.jp/ogasawara/main3.html)

 

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