新施設情報

リナックス・カフェ オープン 12月10日
 
 マイクロソフト社のウィンドウズの寡占(世界の85%を席捲)に腹を立てたユーザーがいた。多くの過激派はメールウィルスを開発して、ウィンドウズを直接攻撃した。その中で、フィンランドのリーナス=トーバルズ(Linus Torvalds)は、オペレーションシステム(以下、OSと略す)はライセンスがフリーでなければならないと主張して、このOSを公開した。
 ライセンスを放棄することで、かわりに世界中のサーバの技術者の知恵を借りて、無償で開発を促した。それがリナックスOSである。
 その開発と開発者の育成を目的とした施設が、秋葉原にできた。
 

 ホームページによると、「2001年5月、千代田区の有休施設である下それが下島ビル(千代田区外神田3-13-2)の利用に関して、千代田区による公募が行われ、最終的に7法人が応札。その結果、株式会社ビジネスカフェジャパンによる「リナックスカフェ・プロジェクト」が第1位で選出された。 この結果下島ビルは、リナックスビルと改名し、株式会社リナックスカフェによるオープンソースのプラットフォームとして、再建されることになった。これにより、株式会社リナックスカフェは、以下のアドバンテージを得ることになった。 」ということだった。
 
 はっきりいって、特色がわからない施設である。1階のプロントはスポンサーであるサントリーの店だろうが、いわゆるIT設備は、壁伝いに配備されたリナックスをOSにしたパソコンくらいだ。2階のワイヤード・ラボラトリィも、機械的には目新しさはない。3階以上は、閉鎖されていたので入れない。
 コンピュータシステムの黒子というOSの性格上、この施設の本来の価値は、店舗としての「見た目」では出せないのだろう。
 日本では今1つ伸び悩んでいるリナックスというオープンソースをどう育てることができるのか。それがこの会社の使命だろうし、今後の収益源になると読んだのだろう。その為にリナックス・カフェを作ったんだろう。そうだとしたら、(MS社があまり好きではない筆者は)考え方には大いに共鳴できるし、賛同もできる。
 
 そう考えれば、もっとフリーウェア・オープンソースの導く「輝く未来」をデザイン演出してもいいんじゃないだろうか。出資者に内装デザイン会社がいるんだから、もう少し本筋の考え方・表現で、主義主張を表したインテリアディスプレイの造作を考えられなかったんだろうかと思う。それが残念。
 ただ、リナックスが日本の世の中で認められるまでにしばらく時間がかかるだろうし、この施設の定着もその位の時間はかかるのだろうから、元コンピュータフリークとしては今後に大いに期待したい。
 
リナックスカフェ正面  プロント
プロントの中の情報端末 2階のワイヤード・ラボラトリィ 今も残る下島ビルのプレート

 
Linux Cafe (http://www.linux-cafe.jp/)
 

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