■新施設情報
編集狂・松田哲夫展(紙百科ギャラリー)で開催 2月末まで
大手書店の青山ブックセンターには、学芸員がいるそうだ。作家を招いたイベントやフェアも企画し、お客さんと本を繋ぐ役目。平たくいえば仕入れ担当だが、それを敢えて「学芸員」と称している発想は見事。言葉の意味は、本を収蔵品と読み替えればすぐわかる。
そう考えると、今回取り上げた、「編集狂・松田哲夫」氏は、自分のための「学芸員」かもしれない。お客さんと自分を繋ぐ本人自作の学芸員。なんともすばらしい。
松田哲夫氏は、筑摩書房の専務取締役というより、まさに編集人が本業である。手掛けた本はなんと400冊に及ぶそうである。
しかし、それにしても、すごい収集癖である。コレクションというよりも、まさに「蒐集品」というべきものもすばらしいが、いまだに、子どもの絵日記や、中学生時代の手作り本やら、集めていたマンガ雑誌、学生運動のときの停学通知、課長になりたくなくて、いやですという気持ちをめんめんとして認めたノートなどを展示している。
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現在は「路上観察学会」の主要メンバー(事務局長)だそうだが、子どもの頃から、自分自身をクールに観察してきたような人だと思う。
また、本の編集者というのは、こんなこともやるのかと思うと驚く。(普通はここまではやらないのだそうである。)とにかく、本と装丁デザインに興味がある方は、「編集とは恋愛である。」と言い切る「骨がらみの編集者」の個人展を是非見に行ってください。1ヶ月で10回以上見ている人もいるそうです。
「編集狂」とワープロで呼び出すと「偏執狂」と出ると本人が言っているくらいで、編集者の個人展覧会など、私は聞いたことが無い。(この紙百科ギャラリーでは、編集者の展覧会は2回目だそうだが・・・)
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| 主催者と本人のご挨拶 |
南しん坊画伯の 本人のイラスト |
本人の手掛けてきた著作 |
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松田哲夫の我楽多箱 この中に小学生の頃からの絵日記や手作り本、マッチ・引札・宮武骸骨などの収集品やら、 社内外の書類なども入っている。 |
・ペーパーハウス紙百科(http://www.ospcl.co.jp/kami100/index.htm)
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