新施設情報

千葉郷土博物館(千葉城天守閣) 12月25日改装開館
 
 日本に現存する天守閣は、世界遺産・国宝、姫路城など12ヶ所だそうである。残りの天守閣は、昭和6年に竣工した大坂城など、昭和に作られたコンクリート天守閣であり、その総数は100ヶ所以上にのぼる。
 お城の天守閣というのは、町の中でもっとも高所にあり、眺めは最高のところにあり、展望所としてはすばらしい施設になる。千葉郷土博物館も67年に竣工したときには、まさにそういった「展望台」だった。その後、郷土史の調査・研究も行うようになり、83年に博物館登録を受けたそうだ。
 

 かつて、大坂城の展示改装計画をやっていたときに、博物館としての大坂城とは何ぞやという私の質問に対して、当時の館長さんが極論だがと前置きした上で、「たしかに、うちには国宝や重要文化財もある。優秀な学芸員もいるし、学問の実績もある。だが、大坂城とは、博物館と比較できるレベルの『博物館的な』観光施設だ。展望台にどれだけの人を呼べるかが価値を決める」と論破されたことがあった。
 確かに多くのコンクリート天守閣の中身は、博物館的なものも多いが、観光課主管の観光施設であり、いってみれば「展望台」であろう。博物館法上の博物館になっているものも少ない。前述の大坂城や名古屋城などですら、博物館法上の博物館ではなく、博物館類似施設であったと思う。
 
 今回の改装では、コンクリート城郭では初めてという「免震工法」の採用、屋根瓦のふきかえや建物の内外装も改修。さらに市制80周年を記念して千葉常胤をイメージした騎馬武者像のモニュメントも増設している。改装前には見たことはないのではっきりとはわからないが、今回は建築中心の改装であったと思われる。
 
免震工法の説明と実物展示
 
 1階展示  2階展示
 
 3階展示(企画展「千葉氏から現代まで」主展示会場)
 
 
 4階プラネタリウム入口 最上階展望台からの眺め

 
千葉市立郷土博物館(http://www.city.chiba.jp/education/edu/kyodo/index.html)
 

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