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 東京に一番近いアメリカ        
       

柳原さん、こんにちは。お元気ですか?
日本からNYに舞い戻って、数日が経ちました。戻って来た時は、日本より暑いくらいでしたが、それもほんの数日で、今は秋の風が吹いています。
 
NYのOfficeビルは、ほとんどビル全体で空調を調節しているため、本当に暑い日が続くと、電気量節約の為、会社がお昼で終わりになったり (ビルのエアコンを止めてしまう)します。幾つかの会社がそうすると、かなりの電気量節約になるようです。
 
さて、今回、夏の間日本にいたということもあり、レポどうしよう・・・、と思っていたのですが、ちょっとした機会があり、東京に一番近い アメリカに行って来ました。さて、どこでしょう?ハワイではありません。横浜米軍基地でもありません(あそこは日本ですよね?!)。
 
もう、バレバレのようなので、もったいぶらずに言います・・・、アメリカ大使公邸に行ってきました。アメリカ大使公邸とは、アメリカ大使が住んでいる家です。そして、アメリカの管轄なのです。場所は、銀座線の溜池山王駅から、歩いて約10分程です。
 
2ヶ月ほど前になるのでしょうか、新しいアメリカ大使のハワード・ベーカーさんがいらっしゃって(こういう場合、着任というのでしょうか?)、8月3日にゲスト100名くらいの、内輪の歓迎セレモニーが行われました(内輪と言っても、ゲストはすごい人達だった)。 そこにクラシックのオーケストラが演奏に招かれ、その人達にくっついて大使公邸に行って来ました。
 
取材で入った訳ではないので、残念ながら写真はご紹介できないのですが、どんな感じだったか、出来るだけお伝えできればと思います。
 
01.jpg 大使公邸は約70年前に29年かけて建てられました。もともと、住まいとして建てられただけではなく、公式の仕事をする場所(いわゆる役所)として建てられたそうです。その後、アメリカ大使館が別に建てられ、今の大使公邸が主に住まいとして使われるようになりました。 勿論、個人の家として考えるととても大きくて豪華なのですが、それまで役所として使われていたという背景や、現在でも多くのゲストを招いてパーティーやレセプションをするという、半分Publicの場であることを考えると決して贅沢とはいえない程の規模です。
確かに東京のど真ん中にあるので、立地を考慮するとすごい!のですが、もっと大邸宅もたくさんある訳だし、私の想像していたよりは、つつましやかな感じでした(最近、インテリア雑誌の見すぎなのかも知れません・・・)。
 
それでも、きちんと手入れされた、広々とした庭はとてもとても美しかったです。勿論、洋風のお庭で噴水をはさんで線対称になっていて、隅々まで芝生が広がっています。他の木々や植物は周りに植えられているので、芝生と、野バラだけの野原のようです。そんな中にさりげなく日本の庭にある石を積んだような置物(なんという名前なのかわからないのですが)、が置かれているのが面白かったです。庭で蚊に食われたと話しをしていたら、そのセレモニーを担当していらっしゃったアメリカ大使館のスタッフの方に、“やっぱり、蚊取り線香置かないとだめかしら?”と言われ、このお庭に蚊取り線香?がたくさん置かれているのを想像し、一人で楽しんでしまいました。
 
庭を半面囲むようにして、大広間と大きなダイニングルームがあり、大広間はインテリアもかなり豪華で、明るすぎず、少しオレンジがかった暖かい照明がなんとなく、古き良き西欧文化を彷彿させてくれます(かなり偏った先入観でものを言っているような気がしてきました)。
そして、広い玄関には二階へ続く螺旋階段があり、完全ではないのですが、吹き抜けになっていて、床は大理石、地下にバスルームがあります。うーん、やっぱりかなり豪華ですね。ただし、この、一階、地下は完全にゲストがいらした時のイベントの場で、全く生活感はありません。壁は白で全体的に白を基調としていて、その中にダークブラウンの木の素材がアクセントになっていて、シンプルかつ上品な感じを作っています。この組み合わせが、あまり派手派手しくない雰囲気を生み出しているのでしょう。
二階にはあがれませんでした。上空から撮った写真があるので、せめて外見はどんな感じか見てください。 
02.jpg
アメリカ大使公邸
03.jpg
Entrance
04.jpg
Garden

 
今回のレポ、これだけだと怒られてしまいそうなので、もう一つ。結構、高いところから撮った東京の写真と、NYの家から撮ったNYの写真(アッパーウエストサイドという地域)をご紹介します。
 
並べて見ると結構違うので面白いですよ。 
東京の写真はOffice中心街、NYの方は、住宅街ですので、一概に比較出来ませんが、建物自体は東京の方が、新しくて近代的な感じがします。 天気が悪かったせいもあるのですが、全体的にグレー、白、薄茶といったイメージです。 NYはビル自体の建て直し(特に住宅ビルは)がほとんど無いので、どの建物も築50〜100年ほどのものだと思います。レンガ、石作りの建物が 多いので、全体的に茶色っぽい町になっています。 
NYは縦横の都市計画なので、一本の道沿いに真っ直ぐビルが並んでいるので、見た感じ道がすこーんと通っています。 東京は、様々なビルが入り乱れて建っているので多種多様で面白い感じです。
 
Tokyo01.jpg
東京
Tokyo02.jpg Tokyo03.jpg
NY01.jpg
N.Y
NY02.jpg Penthouse01.jpg
 
個人的には、古い建物と、真っ直ぐの道、統一された外観が好きなので、NYの景色の方が好きですが、新しいモダンなビルが多いので、東京の景色の方が、近代都市っぽいです(色んな意味で都会って感じ)。
 
Penthouse02.jpg あと、NYのビルは、Penthouseが結構多く、ビルの上に、家が建てられています。もっと立派なPenthouseもたくさんありますが、普通のPenthouseはこんな感じで建てられています。見晴らしは良いし、一応一軒家?だし、広いし、庭も造れるので良いような気もしますが、問題点は、夏ものすごく暑いことでしょう。 
なのに、たまに天井がガラス張りの直射日光浴びまくりのPenthouseがあるので、びっくりです。
 
それでは、今回のレポはこの辺で終わりにします。
次回は、ちゃんとNYのレポをお届します(お詫び)。
 
お体にはくれぐれもお気をつけて・・・。
 

(2001年8月 イケダ・アイコ)


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