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柳原さん、こんにちは。
お元気ですか?NYも日増しに暑くなってきて、今年の夏は、果たして暑くなるのか涼しいのか、気にかかる今日この頃です。
2年前は、地獄のように暑く、去年は天国のように涼しかったです(ちなみに私は一昨年の夏はNYに、去年の夏は日本に居ましたが)。エアコンが無い部屋に住んでいる者として、その年の天候は本当に死活問題です(冗談でなく・・・)。
暑い夏は、実際地下鉄に乗っている人が何故か多く(エアコンが効いているから)、一昨年無駄に地下鉄に乗っていた内の一人として公共の乗り物万歳!!とつぶやいてしまいます。一昨年、あまりのエアコンの使用量に、NYで使われた電気量も莫大になり、それに対する対策として、去年NYの電気代が夏だけUpしました。全体的に2倍近くになり(エアコンを使おうがそうでなかろうが)ううっ、貧乏人ゴロし・・・、と思いました。でも、必要な対策なのでしょう。
前書きが長くなりましたが、やっと本題へ。
今回のレポは前回に引き続きMeat Marketです。ここでの、三大スポットは、前回も少しご紹介したChelsea Market、今NYで一番流行っていると言われているセレクトショップJeffrey、そして巨大スポーツセンターのChelsea Pierです。
小さい、しゃれたShopがたくさん建ち並ぶというよりは、一見、倉庫街、もしくは住宅街(アパート)?と思うところに、突然このような建物が一つづつどどーんと現れるといった感じです。
勿論、小さなShop、Galleryなども結構ありますが、場所自体、道路も広く、閑散としているのであまり目立ちません。例えば、表参道(地域)のように、プライベートな感じの小さなShopがあるのは、表参道(道)のような広い道路沿いではなく、そこから少し入った狭い路地(あまり車も通らない)沿いですよね。
少なくとも、片道2斜線以上の道路沿いに小さなShop(飲食店は別)はあまりない(あっても目立たない、もしくは似合わない)、それと同じ感覚です。
確かに、小さなShopが広い道路沿いにぽつん@ぽつんとあっても、信号を渡ってまでその場所に行って見ようとはあまり思わないし、気に入っているものを見つけても、道の反対側だと、戻ってまで買おうという気にはあまりならない(私が不精者ということもあり)ですよね。少し駅からも遠く閑散とした場所には、ここに行けば何か見つかる
というくらいの大きな店や、ここなら欲しいものが全部そろうといった、Mall的な所があってやっとそこに人が集まるのでしょう。それが、Chelsea Marketであり、Jeffreyなのだと思います。それに、もともと広くて安い空間を探して、店なり、Officeなりを作る人が集まって
来ているのだろうし。
そして、もう一つ思うことは、その地域にあったサイズの場所(店なり、Officeなり何でも)が出来ると言うこと。前回も少し触れたと思いますが、NYではもともとあるビルを建てなおすということがあまりありません。昔からの建物をそのまま、それを活かして改築することがほとんどなので、その場所にすぽんとおさまり、かつ、新しくスタイリッシュな空間が出来あがります。Meat Marketは、もともと倉庫、工場などの大きな建物が多かったので、自然と新しい場所も大きな規模のものになったのでしょう。そして、それがこの地域にはとても似合っています。
さて、インテリア。私の一番のお気に入りは前回もご紹介したChelsea Market(ついつい写真も多く・・・)。数日前、日本からいらっしゃっておられた方達をお連れしたのですが、あちこちの細かいところもかなりのデザインがほどこされており、ここもすごいあそこもすごい、と
感心の声があがっていました。自分では気がつかなかったところもあり、それもふまえてご紹介します。
まず、Entrance。
鉄が錆びれたようなChelsea MarketのSign、錆びれた鎖などで飾られたEntranceがお出迎えしてくれます。
レンガの間にガラス張りの部分がありますが、その中は、花屋になっています(写真右)。 |
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全体的な雰囲気は天井が高く、ライトは暗め。Floorは黒のStoneでかなりぼこぼこになっているので、もともとあったものでしょう。店一つ一つが仕切られており、真中の通路(Hall Way)が広いのでFood Market特有の混み合った感じがまったくありません。お客さんが少し写っていますが、その人達からも解るように、買い物にくる人は、比較的若い一般のNYの人達で、観光用に作られたわけでは
ありません。ふつーの人が、ふつーに、ふつーの買い物をしにやってきます(物も高いわけじゃないし)。幾つかの店は、前や中にテーブルと椅子があり、その場で飲んだり食べたり出来るようになっています。
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Hall Wayとお店を仕切っているのは、ほとんどがシルバー(メッシュなやつ)のスツールとガラスで統一されており、お店の中はすっかり見えるようになっています。もともと、ナビスコの工場だったということもあり、中でパンとかクッキーとか焼いているのですが、それもガラス張りで見えるようになっています。
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| ちなみに写真右はNY MetsのOffice(新しく出来た)。このFloorで唯一のOfficeです(注;間違って入ってはいけません・・・)。 |
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Chelsea Marketの中には、もともとそこで使われていた古い物を使った小技がたくさんあります。写真左は、ただのレンガとただのパイプなのですが、ペンキをはがしてそのまま完全にペンキを落とさないままにしています。多分最初はきれいにはげないからこのまま放っておけ、って感じだったのかも知れませんが、これがいい感じなんですよね。NYの人は、古いペンキを落とさず、上から上から塗っていくことが多いので(ただ面倒くさいから。落とす人はちゃんとおとします)、いざ剥がしていくと、下から色んな色が出てきます(写真の緑の部分)。 |
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| これは、エレベータ入り口の上のライティング。実際何で出来ているかというと、右の写真(フラッシュをつけて撮った左と同じ写真)、信号機です。信号機の下は、Safety Box(金庫)か、Mail Box(ポスト)だと思うのですが、信号機もBoxもここで昔使われていたものなのだと思います。 |
  これは違う場所のインテリアで使われているものですが、 これも鍵のついた金庫か、ポストでしょう (それぞれに番号がついているから)。 |

Wine屋のサインです。一つ光々と光っていて目立ちます。 |
  石で出来たベンチ。いびつな形が良いです。 |
 滝?なのでしょうか。ただ、パイプから水が出ているだけのような・・・、このいんちきくささがたまらなくCoolです。 |
以上がChelsea Marketについてですが、もっと細かい所を話し始めたら、切りがなくなってしまうのでこれくらいにしておきます。Food Marketなのに白が少なく、古い物だらけで、清潔感からは程遠い感じになるはずなのですが、とてもクリーンな感じが漂っています。有る意味、究極のアンティークというか、本当にすごいデザインです。
ちなみに、これはChelsea Marketのある場所なのですが、さて何処でしょう?
答えは、最後に・・・。
つづいて、Jeffrey。こちらは一転して、かなり新しい感じがいっぱいのセレクトショップ。
手作りっぽい感じはほとんどなく、本当にモダンです。白を基調にしたEntranceで、中もシンプルでシャープな雰囲気です。
大人のセレクトショップといった感じ。置いてある商品も、派手な個性のあるものより、シンプルで働く女の人が着そうな服、黒い服が多いような気がします。NYの人は本当に黒い服を好み、制服?って思うくらい皆良く着ています。
個人的な感想として、セレクトショップなら、もっと個性的な感じのほうが好きです。Jeffreyはセレクトショップとしては少し洗練されすぎのような感じがします。
続いて、この辺りにある、BarとGalleryです。
写真左のBar、写真中央のGalleryはBarやGalleryにしては、かなりスペースも広く、天井も高い、気持ちの良い雰囲気です。
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最後に、何故こんなところに?と、突然、癌センターです。病院のくらーい雰囲気ではなく、Popな色使いのEntrance。 病院もこんな風に明るい感じになれば行く気もするかも。 |
Meat Marketは地下鉄の駅からも少し遠く、倉庫や、アパートが建ちならんでいる殺伐とした雰囲気は残っています。Down Townのように
人がそんなにいるわけでもないし、これからどう発展していくのか(もしかしたらこれ以上お店とかは増えないかも知れないし)、興味深い地域です。
PS; 答えは、ビルのごみ捨て場でした。正解者の方、おめでとうごさいます、パチパチ。
(2001年5月 イケダ・アイコ)
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