| ■海外情報 * overseas network 留学生から見たミラノ 第9回 (2004.11)
今回は展覧会についてお知らせします。 9月10月とイタリアではなぜか分かりませんが展覧会が目白押しです。 有名なところでは、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、ミラノのミラノコレクション(ファッション)が行われ、また、ミラノ以外の都市でもいろいろな展覧会が行われています。今回は私が訪れたVeronaで行われた展示会とBolognaで行われた展示会の模様をお知らせします。 Veronaの展示会「Abitare il tempo」では、以前お伝えしたミラノサローネよりも規模の小さい家具の展示会がFiera di Veronaで行われました。また、この展示会にはDomus Academyに講師として招かれていたイタリアで活躍する日本人デザイナーの伊藤節さん、伊藤志信さんの最新作を出展するという話を聞きつけ、友人と見学に行って参りました。展示会全体の印象は、ミラノサローネより展示ブースが少ないため見劣りはしますが、その分、展示スペースが大きく取ることが出来るようで、展示空間全体と展示されているプロダクトをゆっくりと楽しむことが出来ました。そして、ミラノサローネの時と同様、日本テイストを感じる展示やプロダクトが若干数ありました。しかしながら、日本より遙か離れたこのイタリアの国で日本の文化の香りを感じるというのは、何時になっても違和感を覚えるものです。
そして、もう一つの展示会は、Bolognaで行われた「CERSAIE:INTERNATIONAL EXHIBITION OF CERAMICS
FOR THE BUILDING INDUSTRY AND BATHROOM FURNISHINGS」の「Ceramic Tiles of
Italy, Exercises in architecture」展です。こちらの展覧会はイタリアのセラミック会社CERSAIE社と共同で行った第二課題の代表作品を展示するというものでした。他の会場では、他のセラミック会社の展示も行われていて、日本からも多くのメーカー関係者が見学に訪れていたようです。前期の4月頃に行っていた第二課題の内容は、セラミックを用いて、建築やインテリア空間、プロダクトを考えるという趣旨の課題で、普段の課題と違って、模型制作が義務づけられていて、その時に制作した模型や図面を参考にCERSAIE社が実物のセラミックを用いて模型を制作していました。
(2004年11月 イナガキマコト)
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