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留学生から見たミラノ 第3回 (2004.6)
 
 ミラノサローネ 1 (Salone del mobile)
 
 今回のレポートでは、4月14日から19日まで行われていたミラノサローネ(Salone del mobile)の様子をお伝えします。
このレポートをご覧になっているみなさんの中で、すでにご承知の方もいらっしゃるかと思いますが、ミラノサローネとは、各家具メーカーやプロダクトデザイナー、そして、若手デザイナーが出展する世界的な家具の見本市のことです。この時期は、世界中から最新のデザインを人目みようと様々な国から人々が集まるので、ミラノ市内で宿泊施設を取ることが不可能になると言われるぐらいの盛況ぶりです。ミラノサローネの展示は、主にFiera Milanoと呼ばれている展示会場とミラノ市内に点在するメーカーのショールームやギャラリーを使用して行われます。Fiera Milanoで行われていた展示では、メーカーがブースを設置し、新製品の展示を行い、実際その場で買い付けも行われているようです。
また、ショールームでも同様のことが行われています。
さらに有名デザイナーがギャラリーを借りて展覧会を行っていて、歩いていると偶然有名デザイナーに遭遇することも多々あります。この数日間は、世界中から集まった人々が、さながらスタンプラリーのように、ミラノを西へ東へとショップ巡りをし、また、私も含めた学生も多く見られ、とても参考になるプロダクトの数々です。
 
 まず初日は、Domus Academy近くのVia Tortona沿いにあるZona Tortonaを巡りました。この通りには、多くの大きな倉庫やギャラリーがあり、その街区の中でたくさんのショップやデザイナーが展示をしているというのが特徴です。有名なところとしては、via Tortona27(これは住所です)というところでは、ARTEKやTOM DIXONなど、また、via Tortona13では、DESIGN LONDONがロンドンのデザインを紹介し、via Tortonaからちょっと離れたところにはARMANI TEATRO(建築家安藤忠雄設計)があり、普段、一般客はこの施設に入ることができず、このミラノサローネの期間中は、一般客に開放していているため建築見学の来館者も多いとのことですが、展示としては、ARMANI CASAのラインナップを展示しています。
このエリアは、友人に聞いたところ、毎年盛り上がりを見せているエリアの一つで、確かに私も熱気を肌で感じることができました。そして、プロダクトの展示と共に、普段手に入りづらい作品集や書籍を購入することが可能なので、私はここぞとばかり、いろいろな書籍を購入しました。
しかしながら、初日と言うことで展示がまだ完成していなかったり、おそらくプロダクトの到着が遅れたりということで、若干展示品が少なかったように思います。というのも、後日改めて訪れてみたところ、展示品が変わっていたので、後日遅れてプロダクトが到着したのでしょう。このようなことは日本では決してあり得ないことかと思います。
 
 
Via tortona

 

 

ARMANI TEATROの内観写真

 

 
イナガキマコトHP : border
 
(2004年6月 イナガキマコト)

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