
クリスマスディスプレイ
Report 40_ Dec 2008
毎回凝ったディスプレイが話題を呼んでいるフォータム&メイスンのクリスマスディスプレイ。去年に引き続き、イギリスの紅茶ブランドの老舗の2008年のディスプレイを見ようと、ピカデリーサーカスに足を運んだ。昨年のディスプレイのテーマは「不思議の国のアリス」だったが、今年はアンデルセン童話の「雪の女王」だった。今年もとても凝った装飾が施されていた。(写真1〜4)ちなみに去年の手作りのディスプレイ一式は約150万円でオークションで落札されたらしい。

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もちろん全てを見れたわけではないが、今年のクリスマス装飾の中で、目を見張ったのはセルフリッジのウィンドウディスプレイだ。サンタクロースというと、たいてい少し古めかしい絵本の挿絵等、どちらかというと伝統的な世界観の中で目にするというイメージだったが、今年のセルフルッジのディスプレイでは、空からそりでやってきて煙突から入るという定番の場面だけでなく、現代の日常風景に突然現れたサンタクロースという状況設定がとても大胆で面白かった。サンタクロースがショッピングカートを押して買い物をしていたり、地下鉄やスクーターでプレゼントを運んでいたり、アフタヌーンティーで休憩中だったり、バスタブに浸かっていたりと、日々の生活のワンシーンを切り取った演出だ。そのシーンで使われている品物がどのフロアで手に入るかがウィンドウのガラスに表示されている。ネオンサインでTHE
MORE, THE MERRIERと描かれた蛍光色が際立つ空間は、80年代っぽいポップさを持ちつつ、全体としてモダンで上品な印象だった。強めの色使いは刺激的で、夜のオックスフォードストリートによく映えていた。地下鉄の扉が電動で開閉していたり、ソニー製のラップトップが電動で回っていたり、お金も掛かっているし、人手も必要だった事が窺える。とにかく楽しげで、わかりやすいウィンドウディスプレイは人気で、子供からお年寄りまで沢山の人がウィンドウディスプレイをカメラにおさめていた。(写真5〜16)

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また、写真は撮っていないが、コベントガーデンで催されているUVAのLEDのクリスマスインスタレーションは、シンプル、ミニマルで奇麗、とても迫力があった。複数の柱状LEDをフロアから立てて並べたいつもの形でなく、アーケードの天井から長く垂らして吊るやり方で新鮮だった。しかもそれが、インタラクティブである事にとても驚かされた。
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弘樹 |