|
こちらに来て驚いた事の一つは、”Argos”という店の存在。(写真1)
日本でも通信販売は流行っているが、Argosは店に出向いて店先でカタログショッピングをするというやり方のお店。From the ordinary...to
the extra ordinary...and everything in between! がスローガン。店先でカタログの中から好きなものを選び、オーダー用の紙に自分で商品番号を記入し、支払いをしてから、カウンターで商品を受け取る。・
Select → ・ Pay → ・ Collectの順番。カタログ上で見るだけで、通常受け取るまで商品そのものを見る事はない。(写真2)なぜか誰もが急いでいるように見える。初めて見た時はこの光景に違和感を感じた。selectのカウンター上(写真3)には厚いカタログ、オーダー用紙、ペンとstock
checkerと呼ばれる機械が設置されている。商品を選んだらオーダー用紙に商品番号を記入する。(写真4) Argosカラーのstock checker (写真5)は在庫確認のための機械。自分の希望商品の商品番号を入力すると、その店に今現在、在庫があるかをすぐに調べる事が出来る。とことん人件費を削る事が出来る仕組みだ。在庫が無い商品が欲しい場合は支払いカウンターで注文すれば、3、4日で他店から取り寄せてくれる。 |
|

1.Argosの入り口

2.selectのカウンターで商品を選ぶ客。 |

6.支払いカウンターの行列。 |
|

7. |
支払いカウンターの行列。(写真6) 支払いを済ませたら collectのコーナー(写真7)の、天吊りの液晶ディスプレイで自分のオーダー商品が倉庫からベルトコンベアーで出て来る様子を番号表示で確認できる。自分の商品が受け取りカウンターに近づいてくる時間の目安がわかる。日本の大きい病院の待合室に近い雰囲気だ。基本的に商品をディスプレイしないので商品保管のストックスペースだけで商売が成り立つ効率的なやり方だ。店としても商品説明員等の人件費も節約出来るし、何よりスペース効率が良い。

8. |
|

9. |
Argosは日常必要なものはたいてい他店にくらべて安く揃えてあり、色々なメーカーの日用雑貨品、電化製品、家具、宝石もあり、食品以外のものなら購入できる。電化製品以外は決して高級品とは言いにくいが、十分な商品を揃えていて、それなりのクオリティーの商品を購入するために人が集まる。ただし衣類は無い。やはりデザインと安さでTOP
SHOPやH&Mが大人気だし、第一試着が必要な衣類は商売のシステム的にそぐわないんだろう。化粧品、薬類も無い。Bootsが有るし、薬品関係は説明員が必要だからか...?
jewelryコーナーはティーンに人気で常ににぎわう(写真8)。
ゆっくり商品を見ながら吟味して選んでいくような高級なショッピングではなく、必要なものをとりあえず買うという割り切った雰囲気で、客の回転も本当に速い。なのに常に混んでいる。ファーストフードの日用雑貨品バージョンとも言えるかもしれない。ちなみに、日本の電話帳並みの厚さのTHE
BIG ONE(写真9)と呼ばれるカタログは自由に持ち帰る事が出来る。2,000ページ弱で、3,600個以上の商品数を掲載している。もちろん電話での注文や予約、インターネットでの商品チェック、予約、注文も可能。小さな買い物でも1回の注文で£4.95(約1,000円)で48時間以内に配達してくれる。店に取りにいく事も可能。日本で、店頭でのカタログショッピングが通用するかはわからないが、イギリスでは少し大きめの町には必ず有り、相当な数(約500)の店舗数を誇るビッグチェーンだ。http://www.argos.co.uk
|