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mucking_around_london
resfest & onedotzero
Report02_Oct.2005

フィルムフェスティバル、DVD、雑誌(写真1)、websiteなどあらゆるメディアを扱うデジタルメディアカンパニー、Res。メディアグループの本部はニューヨークにあり、LA、ロンドンにもオフィスを構える。ミュージシャン、フィルムメーカー、アーティスト、デザイナーなどインディペンデントなデジタルクリエーター達を賞賛し、彼らや彼らの作品を紹介している。名前はresolution(解像度)に由来し、ロゴは人工衛星からインスピレーションを得ているという。(写真2)


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2. "A traveling carnival of the world's most inventive films..." - Newsweek
"This is the festival to hit for a preview of filmmaking's future" -Wired
と各紙が紹介している。

1997年以来、今年で9年目のresfest2005(日本での開催は7年目)は、9/15のNYを皮切りに6カ国35都市を巡る。resfestは国際的なフィルム,クロスメディアフェスティバル。resfestは刷新的なフィルム、音楽、アート、デザイン、ファッション、テクノロジーを集めた祭典で、その手のグローバルなイベントの中では最も規模が大きい。フェスティバルそのものが、精力的な一連のイベントを通してクリエイティビティーにフォーカスしているその性質を表している。オリジナルショートムービーの上映、ミュージックビデオプログラム、セミナー、教育的なセッション、ライブパフォーマンス、パーティー、インタラクティブなエンターテイメントなど観客を飽きさせる事はない。


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ロンドンフィルムフェスティバル(写真3)に絡めて、9/27-10/2にRESFEST UK & Ireland 2005(写真4)が開催され、先日British Film Institute(bfi) National Film Theatre (NFT)(写真5,6)でresfestのハイライトを見た。昨年(2004年)は東京会場に足を運び、ギネスやリーバイスのCMで数々の賞を受賞し、Radioheadの"Street Spirit"で有名なJonathan Glazerの回顧プログラムを見て心躍った思い出があるので今年も楽しみにしていた。アジアでもソウル、東京、京都、神戸、シンガポールで開催され、東京では11/17(木)−20(日)原宿のラフォーレミュージアムでResfest 2005が開催される。

bfi NFT が選んだRESFEST 2005のハイライトは...

Rehearsal (France 2005; d. Gabriel Malaprade) 1 min
What Goes UP Must Come Down (UK 2005; d. Adam Smith) 9 mins 3 secs
Mad Action 'Smile' (Sweden 2004; d. Jonas Odell) 3 mins 52 secs
Fitness Video (for being appraised as an 'Ex-Fay Girl') (Japan 2004; d. Nagi Noda) 4 mins
Jane Lloyd (USA 2005; d. Happy) 5 mins
Little Pony (Sweden 2005; d. Stylewar) 5 mins 26 secs
Overtime (France 2004; d. Oury & Thomas)
Tread Softly (USA 2005; d. Hee Bok Lee) 2 mins 15 secs
11:59 (Netherlands 2005; d. Johan Kramaer) 9 mins
Xelibri 'Face of the Future' (Sweden 2003; d. Traktor) 1 mins 30 secs
Fox Sports 'Turkey' (Sweden 2000; d. Traktor) 35 secs
Beck 'Girl' (USA 2005; d. Motion Theory) 3 mins 28 secs
Le Grand Sommeil (Belgium 2003; d. Pic Pic Andre) 5 mins

個人的にはJane Lloydが一番印象的だった。ナレーション的な説明をする訳でなく彼女の衝撃的な一生を描いた構成、表現に驚かされた。タイポグラフィーとは少し違う気がするが、Jane Lloydという彼女の名前にフォーカスし、彼女の名前だけが次々とその時の彼女の状況の中で瞬間的に切り取られる。出生児の足輪から始まって、学校のネームプレート、車のナンバー、ネームタグなど、テンポのよいイメージの連続がストーリーを語り、瞬きが出来なかった。夜のロンドンを描いたWhat Goes UP Must Come Downのテンポにもやられた。黒人のタクシーの運転手の生粋のロンドンなまりのラップは話しているようで歌っているようで何とも小気味良かった。BeckのPVはどのdirecterが作っても格好いい。今回のPVも独特だった。Beckは1994のLOSER以来,2005年までに様々な監督で17本にも及ぶmusic videoを制作してきているがどれもユニークでエッジが立っている。11:59は最後の展開に胸が締め付けられた。人間の偏見、思い込みを衝撃的に裏切る。

resdvd vol.8 no.3より自分のお気に入りを抜粋するとしたら・・・
Short films
CITY PARADISE (Gaelle Denis)
Music videos
Beck E-PRO (Shynola)
Scenario Rock: Skitzo Dancer (Jeremie Rozan & Martial Schemeltz)
PUMA: Messenger

city paradiseはアニメーションと実写の中間と言うか実写なのにティムバートンのアニメーションを思い出させるような微妙な動きがわざとらしくなくてちょうど良いと感じた。Beck E-PROのshynolaはRCA時代の友人同士で結成されたグループで去年日本でも回顧展が開催された。アナログ感が独特でスタイルがあると思う。PUMA:MessengerはNYを感じさせる疾走感が何となく爽快だった。もし、東京でまた見れるのであれば、11/17 5:35からのresfest short oneかRESMIX Electronica, Beck Retrospectiveを選ぶ。でも一番お得感があるのは videos that Rockだと思う。

resも注目していたいが、onedotzeroも常に注目していたい。onedotzeroは1996年に設立され、新しいmoving imageを世に送り出してきた。onedotzero festivalは1997にロンドンのICAで開催されて以来、ロンドンを拠点とする世界最大のmoving imageフェスティバルとして毎年少しずつ成長していった。全英15都市、世界50都市を巡る。resと比較した時に異なるのはよりmoving imageという言葉を用いる点だと思う。グラフィックデザイン、イラストレーション、コンピューターゲーム、ミュージックビデオから建築、ファッション、ブロードキャストデザイン、オーディオビジュアルのライブパフォーマンスに至るまで幅広いが、よりデジタルな表現に力点を置いている。onedotzeroは東京でもonedotzero tokyoが先日開催されたし、アジアツアーも多い。onedotozero_select dvd4も少し前に出たので興味を持っている人も多いと思う。

london film festival 2005では北野武の『血と骨』も上映され話題を呼んでいたが、10月24日18:30〜のonedotzero (uk)主催のtalk event "This is london"に足を運んだ。チケットはキャンセル待ちで£8.20(1,700円くらい)と安くはないが、こちらでは何かっていうと大体これくらいなのでこの物価の高さはどうにかして欲しい。Paul Kelly(Designer, Director, Photographer) Chris Petit (Film-maker and Writer), Iain Sinclair (Writer, Broadcaster, Director), Chair; Chris Darke (Writer, Film Crinic) のトークイベント(写真7)

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4人の内容はロンドンで映画を作る事の難しさや、UKフィルムの展望について、onedotzeroが開拓するドキュメンタリー制作の話、ロンドンという都市が制作者に与える影響、都市とmoving image と建築の関係とその探求についてなど、コンセプト寄りの話が多く、とても難解な内容だった。現在はonedotzero10に向けて稼働中で2006年の春にはICAロンドンで10周年記念イベントが予定されているらしい。
reference: +81, res.com res magazine, res dvd , onedotzero.com


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