壊されていく、近代建築・・・
 
上野公園界隈建築散歩
 
 
 しばらく、近代建築コーナーもお休みにしていました。申し訳ないです。。
私のいる丹青社経営計画部では、12月21日、午後を半休にして「会社の研修会」?と称して、上野公園周辺に遊びに行きました。 テーマは「上野公園周辺の近代建築を見よう!」私にはうってつけ。 しかも、その夜の晩餐は、行きたかった小笠原邸!ホッホッホッ。。
しかし、徒歩で研修会なんて、聞いたことがないですね。
 全員で昼から寿司なんか食べて、まず最初に訪ねたのは旧岩崎邸。初めて行った人は、その豪華さに驚いていました。

 
 
左●岩崎邸洋館の外観
中●同撞球室の外観
右●後ろにあるのは、2年前に建替えられた東大病院

 
 そこから、上野公園の南側を通って、台東区立下町資料館へ。ここは、丹青社にとっては画期的な博物館だったんです。
この博物館ができた約25年前、誰もやったことのない再現展示にチャレンジしたんです。屋内に下町の長屋を再現した展示は大きな話題になりました。 江戸東京博物館や横濱カレーミュージアム、台場1丁目商店街などのルーツです。
 
左●池之端のミヤコドリ(ユリカモメの群集)
中●下町資料館の外観
右●長屋を再現した展示。そのころの当社の企画担当は、この駄菓子が東京のどこで買えるかまでよく知っていたそうです。

 
 池の東のほとりをとぼとぼと歩いて、芸大を目指していきます。ほぼ10分も歩くと、水月ホテル鴎外荘にたどり着きました。
 中庭を進んで右手には、森鴎外が『舞姫』を執筆した部屋、「舞姫の間」です。なんとその当時の建物がそのまま保存活用されています。 望まれれば、宴会場としても貸し出すんですよ。
 ドイツから帰ってきた森鴎外は、ここで新婚生活を送ったそうです。まあ長くは続きませんでしたが。
 
左●水月ホテル鴎外荘『舞姫の間』入口
中●水月ホテル鴎外荘全景
右●水月ホテル鴎外荘内部

 
とかなんとかいいながら、道は佳境に入ります。上野公園の外周路の登りはきついです。
途中で、苔むした池之端4丁目の洋館の前を通り、いよいよ芸大へたどり着きました。
 
左●芸大音楽学部の門
中●芸大の電話交換所だった赤レンガ建物。(教育博物館書籍閲覧所書籍庫)
右●天才建築家・岡田信一郎設計の芸大美術学部陳列館(旧東京美術学校陳列館)

 
道の左側ばかり気にしていたら、東京芸術大学音楽学部奏楽堂(旧東京音楽学校本館)を見るのを忘れてしまいました。
道の左側にはすごいものが続きます。
 
左●黒田記念館(有名な「湖畔」があります。木曜日だけ開館します。)これも岡田信一郎の設計。この右隣に国際子ども図書館があります。
中●京成博物館動物園駅(こら、邪魔すんな!)
右●黒門(旧因州池田屋敷表門)丸の内にあった鳥取藩江戸上屋敷の正門です。

 
左●いわずと知れた「東京国立博物館本館」。渡辺仁設計、昭和13年竣工。
右●上野散策も終点にたどりつきました。東京国立科学博物館です。 11月2日新館グランドオープンしました。(当社が他1社とJVを組んで設計・施工しました。)

 
以上、午後いっぱい掛けて、上野公園の界隈を散策をしました。楽しかったけれど、、、疲れました。
その後、一行は、都営地下鉄大江戸線の上野御徒町駅から、若松河田駅に移動し、念願の小笠原邸での晩餐を楽しみました。 食事に入る前に、館内見学をさせてもらいました。
 
左●夜間の外観
右●喫煙室の内部

 

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