■壊されていく、近代建築・・・
東急文化会館解体7月1日開始(渋谷区渋谷)
天文博物館・五島プラネタリウムがあったので有名だったビル。 モダニズム建築の名設計者・坂倉準三の作品。東急渋谷駅・東急百貨店東横店など、この頃の渋谷駅周辺の主だった東急グループのビルは、坂倉の作品が多い。 |
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左●東急文化会館全景。縦のルーバーのデザインが特徴的 中●空中歩廊から入るのメイン入口。まだ映画の看板がある 右●現在では搬出入口として使われている |
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| 建物南側 |
このビルが建った1956年には、日本にはプラネタリウムはなかったので、東京天文台からの要請でつくられたほどだった。機器もドイツのツァイス社から輸入したもので、当時は大人気の施設だったらしい。
その後、日本でもプラネタリウムの機器を作るメーカーも現れ、全国の科学館にも流行していった。最新のプラネタリウムは、3D映画などもできるし、運用人員も少ない。このシンプルなプラネタリウムでは及ぶべくもない。
因みに、ツァイス社のプラネタリウムは、この施設以外には1ヶ所(名古屋市科学館)だけしか作られていない。
五島プラネタリウムの「五島」は、東急グループの創業者・五島慶太氏のことだ。日本のプラネタリウムメーカーとして最大(シェア7割近い)になった五藤光学研究所(同社が初めて、プラネタリウムを作ったのは、1959年だそうである。)の「五島=五藤」だと思っていた人も多いのではないか。運命の皮肉かと思うのは、私一人だろうか。
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左●プラネタリウムのドーム 右●駅前からのぞんだ写真。渋谷駅東口真正面中央にある。 |
※「五藤光学研究所」の誤字を読者の方からメールでご指摘頂きました。ありがとうございました。
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