近代建築
 
銀座の老紳士、西銀座ビル解体(中央区銀座5丁目)
 

 スクラッチタイルで鎧われていたビルは昭和5〜8年くらいに竣工したものが多いのだそうです。関東大震災を経験した東京の復興建築のビルの大部分はRC(鉄筋コンクリート)建築であり、それを飾る表面材にタイルが多く使われました。別にスクラッチタイルじゃなくてもよかったのですが、そのころはフランク・ロイド・ライトブームでしたから、帝国ホテルを飾ったスクラッチタイルが流行しました。

いまや数少なくなったスクラッチタイルをあしらった外観のビル 飄々とした趣で、「銀座の老紳士」と呼ぶ方もあります。 上部の飾り窓のデザインがステキですね。
左●いまや数少なくなったスクラッチタイルをあしらった外観のビル
中●飄々とした趣で、「銀座の老紳士」と呼ぶ方もあります。
右●上部の飾り窓のデザインがステキですね。

 特に、帝国ホテルに近い銀座は、スクラッチタイルのビルが多く立ち並んだそうです。そういうビルも少なくなってきました。後、何棟残ってるんだろう。その中の1つ、西銀座ビルも解体が決まりました。2月に取り壊されるそうです。
西銀座ビルは、1936年ごろに竣工し、作者は不詳だそうです。


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