壊されていく、近代建築・・・
 
明治生命館、12月中旬からいよいよ公開!(千代田区丸の内二丁目)
 
 
 
 「丸の内仲通りの真ん中に誕生した、丸の内 MY PLAZA。それは、1934年に建てられた国の重要文化財である明治生命館と、2004年に完成した明治安田生命ビルからなる、伝統と最新が調和する空間です。」と明治安田生命のホームページに書いてあるとおり、長らく公開を見合わせていた明治生命館が12月中旬から公開されます。
 それに先立ち、9月16日〜25日まで先行公開されましたので行って来ました。

 明治生命館は1934(昭和9)年に竣工したリバイバルクラシックの建築です。設計者は、天才・岡田信一郎。竣工を待たず(1932年4月4日逝去、享年49歳)に亡くなり、いわば遺作です。工事監理は、11歳歳下の弟の岡田捷五郎が行ったそうです。
 まさに荘厳、格調高くまとめられていて、昭和初期のオフィス建築の最高峰と言われているのも頷けます。
時代は、モダニズムが台頭してくる昭和初期。オーダーはコリント式でかっこいいですよね。世の中の建物はアールデコが中心で、この後は歴史主義の建物は建てられなくなります。(昭和恐慌のさなか、金もかかりますからねぇ。)

 連合国軍総司令部(GHQ)として使われていた第一生命本社ほど有名ではないですが、この建物も米軍の接収を受けて、昭和20年〜31年には極東軍空軍司令部(FEAF)として使われていたそうです。

左●建物正面。荘厳です!
右●明治安田生命ではありません。明治生命館です。この名前は今後も使い続けるのだそうです。
 
左●MY PLAZAとの接合部分です。MY PLAZA側にはカフェが入ってます。明治生命館を見ながらお茶するのもいいかもしれません。
右●1階ホールにある模型です。1階では、「明治生命館を作った人々」を企画展示してます。
 
 以前は、1階の営業室店頭しか見られませんでした。そのころから、天井には注目していました。
 
左●ホール1階から2階の回廊をのぞみます。
右●営業室回廊から天井を見たところです。この装飾が凄い。

こんな天井装飾は、今からは作れるもんじゃないでしょう。
 

今まではエレベータにも乗れませんでした。

左●エレベータ扉
中●エレベータ内部
右●2階の回廊では、明治生命館に関わった方のパネル展示をやってました。
 
 今回からは、2階の回廊や執務室、会議室、食堂も見られるようになったんだそうです。
 
左●会議室
右●食堂

執務室(重役用なんだろうねぇ。)
 

 日本初のインテリアデザイナー?・梶田恵の家具も注目です。梶田自身が、インテリアデザインにも関わっていたという説もあり・・・



明治生命館案内表 明治生命館案内裏

関連サイト:
・明治安田生命 


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