壊されていく、近代建築・・・
 
2つ残った同潤会アパート(台東区、荒川区)
 

 
 
 11月10日〜11月30日に、日本建築学会建築博物館・ギャラリーで行われた企画展「わたしの同潤会アパート展」を最終日に見てきた。
 この1年間、同潤会アパートの解体撤去が相次いだ。一時は16ヶ所を数えた同潤会アパートだが、2003年には、清砂通り・青山・江戸川・大塚女子が壊されて、ついに、三ノ輪(東日暮里)と上野下(東上野)の2ヶ所だけになってしまった。 
 この2つも解体撤去は、そう遠くないだろう。今も住民がいる住宅なので、敷地内部には入れないが、外から見ても手の施しようのない有様(特に三ノ輪)だと思う。
 
 この企画展「わたしの同潤会アパート展」では、同潤会アパートでかつて使われていた装飾金物・建具やエレベーターの扉・表示器具などが展示されていた。それらの装飾品などのアールデコ風デザインのすばらしさがよくわかる展覧会であった。
 
 
【上野下】
 
左●上野下アパートの1階には、蕎麦屋・クリーニング屋など4店舗が入っている。この店舗は、青山アパートのブティックなどのような不法占拠ではないという。
中●上野下アパートの表札
右●住居正面 同潤会アパートというのは、駅から近くないというのは思い込み。この上野下アパートは、営団地下鉄銀座線稲荷町駅至近。都市生活の独身者向けのアパートだったのだろう。
 
左●裏側
右●20年前位までの団地の窓のデザインを決定付けた窓のデザイン
 
 
【三ノ輪】
 
左●三ノ輪アパートは、敷地202坪の、虎ノ門に次いで小さなアパートだった。(三ノ輪の敷地面積は263坪)
右●中庭に面して2棟が立っている。
 
外から見てみると、維持管理ができないほどの傷みだと思われる。
 
 
【企画展資料】
 
左●企画展図解。表紙についている木の葉と土は、江戸川アパートの庭のもの。
右●企画展パンフ

 
関連サイト:
・わたしの同潤会アパート展 
 

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