■近代建築
三菱倉庫本社建替え(中央区日本橋)
また、私が好きだったビルが建て替わります。
兜町隣接地、日本橋の三菱倉庫本社です。
三菱倉庫の前身である東京倉庫が1887年(明治20年)に創設されてから創設120周年を超えました。
三菱倉庫は、三菱財閥の中では日本郵船、三菱商事、三菱重工、三菱東京UFJ銀行に次いで創設さ
れた伝統と歴史のある企業であり、本社の外観は客船を模した形をしています。
建設した頃には、周辺の運河・日本橋川の舟運を行っていたようで、クレーンの取付け跡もあります。
昨年5月に開催されたオープンアーキテクチャーという催しの時に、内部まで見学させていただきましたが、写真は一切公開しない条件でしたのご覧にいれることはできません。その際に、竣工したときの竣工設計図書も見ることができました。
1930年(昭和5年)に竣工した本店の江戸橋倉庫ビルは、表現派風建築の代表的作品として東京都
選定歴史的建造物の選定を受けています。
この外観の特徴を生かしたまま、18階建てのビルになるそうです。
私は客船の形の外観が好きでした。
しかし日本橋といえば、三井グループの本拠地なのに三菱倉庫があるのか?
不思議じゃないですか。
明治時代、渋沢栄一が権勢を保っていたときには、兜町は三菱財閥の本拠だったそうです。
兜町を日本一のオフィス街にしようとした渋沢の目論見が絶たれた後、三菱グループは丸の内に移転したらしいのですが、舟運物流の都合で動けなかったのが三菱倉庫だったらしいのです。
三菱倉庫(旧江戸橋倉庫)
オープンアーキテクチャーのHP)
http://open-a.org/
*この催しは多分、今年も開催されると思います。
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