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HOME > tansei.net28号 > [特集]最新のホテル

最新のホテル 人々の価値観が変わりつつあります。衣食住のすべてで、従来の考え方が通用しなくなりつつあります。自らの精神的な充足を求め、価値を決める人々が増えつつあります。たとえば、ホテル。1泊100万円のスイートルームに泊まることを厭わない人々がいます。快適な環境を喜ぶ方々もいます。そのようなお客様をおもてなしするホテルを取り上げてみました。

 

沖縄ナハナ・ホテル&スパ

スパ併設のシティ・リゾートとしての強み活かし、
リピーターによる集客アップ図る

外壁にオレンジ色のグラデーションを施し、明るいイメージのシティ・リゾートへと生まれ変わった 沖縄県那覇市内に去る7月1日、「沖縄ナハナ・ホテル&スパ」がオープンした。同ホテルは、全国でホテル事業を展開する(株)イシン・ホテルズ・グループが06年9月に取得した旧グランドオーシャンをリブランドして全面改修を行なったもの。沖縄における同社の直営ホテルとしては、「沖縄ポートホテル」「サンマリーナホテル」に次ぐ3施設目となる。

 同ホテルは那覇空港から車で10分、沖縄都市モノレール旭橋駅から徒歩約3分の国道58号沿いのオフィス街に立地し、国際通りへは徒歩15分と利便性は高い。

 リブランドにあたってのコンセプトは、「ビーチリゾートへの中継地」。ビーチリゾート2泊、那覇市内1泊という旅行パターンが多い沖縄の観光事情を踏まえ、那覇市の中心部にありながらもリゾートのような心安らぐホテルを志向した。ホテルの内外装については花をテーマとし、琉球ガラスを使ったインテリアなどを各フロアに配することで沖縄ならではの空間演出に成功している。また客室については、カップルやグループ、ファミリー層まで幅広い宿泊ニーズに対応できるよう、ツイン主体にバリエーション豊富なルーム構成とした。

 同ホテルの大きな特徴といえるのが、地下1階の「コトラン・スパ」。同社がスパ施設のオリジナル・ブランドとして展開している「コトラン・スパ」の2号店で、施設内には檜づくりのジャグジー、ドライ・サウナ、ミスト・サウナ、リラクゼーションスペースなどを設け、各種トリートメント・コースを提供。那覇市内のホテルとしては随一の本格的スパであるため、利用者からも高い評価を得ている。
  開業から5か月が経過したが、リゾートと都市をつなぐ魅力あるシティ・リゾートとしてリピーターも増えており、客室稼動率90%を目標に順調なスタートをきったといえる。

外壁にオレンジ色のグラデーションを施し、明るいイメージのシティ・リゾートへと生まれ変わった エントランスロビーは、琉球ガラスを使った装飾により沖縄らしさを演出。地下1階が「コトラン・スパ」
左●外壁にオレンジ色のグラデーションを施し、明るいイメージのシティ・リゾートへと生まれ変わった
右●エントランスロビーは、琉球ガラスを使った装飾により沖縄らしさを演出。地下1階が「コトラン・スパ」

檜づくりのジャグジー。男性エリアには岩盤浴を設ける 檜づくりのジャグジー。男性エリアには岩盤浴を設ける サウナはドライサウナ、ミストサウナ(写真奥)の2種類を備える
左・中●檜づくりのジャグジー。男性エリアには岩盤浴を設ける
右●サウナはドライサウナ、ミストサウナ(写真奥)の2種類を備える

リラクゼーションルームでは、シークァーサー、海洋深層水などのドリンクサービスを行なう 12階のナハナ・デラックス・プラスツイン(36.1m2)からは、那覇市内が一望できる
左●リラクゼーションルームでは、シークァーサー、海洋深層水などのドリンクサービスを行なう
右●12階のナハナ・デラックス・プラスツイン(36.1m2)からは、那覇市内が一望できる

和室の「ネオ・琉球」(38.8m2)は2室を用意。幅2mのベッドが快適な睡眠を約束する デラックス・プラスツイン(38.8m2)は4人まで宿泊可能で、ファミリーユースにも対応
左●和室の「ネオ・琉球」(38.8m2)は2室を用意。幅2mのベッドが快適な睡眠を約束する
右●デラックス・プラスツイン(38.8m2)は4人まで宿泊可能で、ファミリーユースにも対応

沖縄の食材を使ったイタリア料理の「Ryulian」。店内奥の棚には泡盛の壺を飾る 12階のバー「蓮」からは、那覇の美しい夜景が楽しめる
左●沖縄の食材を使ったイタリア料理の「Ryulian」。店内奥の棚には泡盛の壺を飾る
右●12階のバー「蓮」からは、那覇の美しい夜景が楽しめる

1階のラウンジでは、ソフトドリンクやスイーツのほか、オリジナルカクテルも提供 ギフトショップでは沖縄の土産物を販売する
左●1階のラウンジでは、ソフトドリンクやスイーツのほか、オリジナルカクテルも提供
右●ギフトショップでは沖縄の土産物を販売する


沖縄ナハナ・ホテル&スパ
総支配人
 
内山 景太

「ホテル&スパ」を基本コンセプトに。
女性にこよなく愛される
ホテルを目指して参ります

内山氏

 沖縄のホテル事情として、活発的にホテルの投資が行なわれるなか、イシン・ホテルズ・グループとしてはこの市場に事業展開を行なって参りました。当社は1.ブランド(ブランドの構築と品質の向上)2.ファイナンス(利益を構築する経営の実践)3.カスタマー(顧客を魅了するサービスと商品の追求)4.チーム(人材育成と付加価値の創造)の4つのコアバリューを構築するビジョンをモットーとしております。

 ホテルの1つのコンセプトである「コトラン・スパ」は、2005年に京都で1号店を開業し、コトランの名前の由来は「古都の蘭」をオリジナルとし、リゾートにおける余暇を過ごす提案であり、京都はフランスの高級化粧品メーカー「クラランス」とコラボレーションした基幹店であり、また沖縄における新たな2号店となりました。

 現在のところ、スパ利用者は9割が宿泊客、1割が地域のお客さまです。ホテルおよびスパはその地域に愛されるスパ、施設を目指すことは肝要であり、またホテル&スパ戦略としてより構築する必要性があります。ちなみに京都のスパ開業時において、当初は8割が宿泊客でしたが、現在では6割強の関西地区の顧客の方からご愛好いただいております。当ホテルにおいても、より地域社会の皆様に愛されるように構築することが急がれております。またより多様なお客さまにご利用いただけるように、多種多様なプランをたゆみなく構築して参ります。

 この度は開業するにあたり、全面改装を行ない、イシン・ホテルズ・グループが取得したことにより、リノベーションとリブランドを実施し、新たなホテルとして再出発したわけですが、構築する意味としては、ホテル名の変更だけでは以前のホテルのイメージが払拭できないこともあり、全面改装することで、改装計画も新たなホテルづくりを画一化する点に私どものコンセプトがあります。

 この度の改装においては、客室、パブリックスペースとアウトレットのすべてにおいて実施しております。外観もイメージを一新しグラデーションカラーに変更し、客室は部屋数を減らして200部屋としました。基本はレジャーに沖縄にお越しになるお客さまをターゲットに設定し、また料飲部門では、レストランは1つに集約して沖縄の素材を中心としたイタリア料理をベースに、あらゆる料理のコラボレーションをご提供しております。その他、カクテルやお酒が楽しめる12階の最上階のおしゃれのバーとロビー階には心和むラウンジもご用意しております。また、各地からの会議、会食を兼ねた宿泊も需要を見込んだ事情から、宴会場もこの度ご用意致しました。

 私どもは「リゾートへの心の中継地」をコンセプトに掲げ、シティホテルにおけるリゾート感覚をより養っていただき、リゾートへの旅立ちの際や、またお帰りの際には、是非とも私どものリゾート感たっぷりの施設とスパの癒しを合わせてご堪能いただければ幸いに存じます。


[所在地]
沖縄県那覇市久米2-1-5
[オープン] 2007年7月1日
[経営体] (株)イシン・ホテルズ・グループ
[敷地面積] 1,996m2
[建築面積] 1,126m2
[延床面積] 11,278m2
[規模] 地下1階地上12階
[施設内容] 客室200室(シングル8室、ダブル8室、スタンダードツイン46室、スーペリアツイン100室、デラックスツイン11室、デラックス・プラスツイン16室、和室・ネオ琉球2室、ナハナ・スーペリアツイン7室、ナハナ・デラックス・プラスツイン2室)、コトラン・スパ(ジャグジー、岩盤浴、シャワー、ドライミストサウナ、リラクゼーションルーム、ドリンクサービス)、レストラン(91席)、バー42席)、ロビーラウンジ(38席)、宴会場(207m2)、ショップ(2か所)
[客室稼動率] 90%(目標)
[URL] http://www.ishinhotels.com

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