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和のイメージで統一された、 東京国立博物館ミュージアムショップ 去る7月31日、東京・上野の東京国立博物館本館地下1階に「東京国立博物館ミュージアムショップ」がリニューアルオープンした。 同ショップは1990年の開店以来、日本を代表するミュージアムショップとして、絵葉書やキーホルダー、宝飾品など、日本ならびに東洋の古美術・考古物等の文化財をもとにデザインされたオリジナルグッズを豊富に取り揃え、国内外から高い人気を博している。 今回のリニューアルにあたって、運営にあたる東京国立博物館運営協力会では、1.東京国立博物館の「和」の雰囲気をアピールする展示コーナー、2.明確な商品構成で、より見やすく商品を選ぶことができる空間デザイン、3.ショップの視界性を向上させるファサードの設置、を基本コンセプトに改修を実施した。 具体的には、宝飾品コーナーを充実し、床の間を設置するなど、店内全体を和のイメージで統一して日本らしさを表現。また通路幅を広く確保してショップ内の見通しと回遊性を高め、書籍、ステーショナリー、服飾雑貨、工芸品などアイテムごとの売場構成とすることで、さまざな展示作品を身近に楽しめることに成功している。 リニューアル後の来客者の声は、「商品陳列がわかりやすくなり、商品を見ながらゆっくり買い物ができるようになった」など評判は上々。事実、以前よりも来客者の滞留時間が長くなったこと等は、リニューアルの基本コンセプトの効果が表われたともいえる。 東京国立博物館に相応しい品格あるミュージアムショップとなったわけだが、今後は世界に誇る同博物館の収蔵品を活かしたオリジナル商品のラインナップ強化が待たれるところである。
東京国立博物館の来館者は中高年の方が多いのですが、博物館では子どもや若い方の来館者をもっと増やそうと教育普及活動に熱心に取り組んでいます。この方針を受けて、当ミュージアムショップもリニューアルにあたっては、キッズコーナーを設け、子どもからお年寄りまで幅広い来館者に買い物を楽しんでいただける売り場づくりを目指しました。 ショップのコンセプトとしては、「高品位なミュージアムショップ」を掲げました。今回のリニューアルを契機に、販売職員は制服を着用することにいたしましたし、接遇面も含め向上を図っています。展示販売するミュージアムグッズにつきましても、宝飾品コーナーには高価格帯の商品も取り揃えました。 また「和」のイメージを販売コーナーに取り入れ、床の間を新たに設けました。最近の外資系ホテルでは客室やレストランで和のデザインがトレンドになっています。博物館併設のミュージアムショップですから、博物館と一体感をもった雰囲気を感じさせる空間づくりを心がけていきたいと考えます。 店舗のリニューアルが終わりましたので、次の課題は、ミュージアムショップのオリジナル商品の充実です。MoMA(ニューヨーク近代美術館)のミュージアムショップが11月に東京・表参道にオープンしましたが、海外のミュージアムでは専属のスタッフを抱え、ミュージアムグッズやアートグッズの商品開発に力を入れています。私どもではまだそこまではできませんが、日本が世界に誇る美術品をモチーフにしたオリジナル商品の開発は必要です。また、京都などの国立博物館とも連携していく必要があるでしょう。 これからもお客さまの要望に応えた店舗運営および商品開発を行なっていきたいと思います。
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