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燃料電池車・電気自動車など
国内外メーカーが最先端の環境・安全技術をPR
 
 第40回東京モーターショー2007

 去る10月26日から11月11日までの17日間、千葉市の幕張メッセで「第40回東京モーターショー2007」が開催された。東京モーターショーは、フランクフルト・ショー、パリ・ショーなどと並ぶ世界5大モーターショーのひとつで、今回は142万5800人が来場した。「世界に、未来に、ニュースです。」をテーマに、国内外メーカーから542台が展示され、そのうちワールドプレミア77台、ジャパンプレミア103台が披露され、中国や韓国、ASEANなど、日本メーカーが現地生産を行なうアジア諸国からの来場者も目立った。 会場となった千葉市の幕張メッセ
会場となった千葉市の幕張メッセ

 今回のモーターショーでは、環境技術を強く打ち出したコンセプトカーが国内外メーカーから多数展示され、業界関係者や一般来場者から高い関心が寄せられた。環境技術で世界をリードする日本メーカーは、ハイブリッド車をはじめ、燃料電池自動車、電気自動車などを出品。一方、これまでハイブリッド車の開発に消極的といわれていた欧米メーカーもハイブリッド車を展示し、自社技術をアピールした。環境・安全対応技術が自動車メーカーの勢力図を塗り替えるといわれ、メーカー各社は環境負荷の少ない次世代カーの開発にしのぎを削っている。地球を取り巻く環境問題の高まり、原油価格の高騰というなかでの開催とあって、今回のモーターショーは最先端技術のPRの場としての色合いがより強くなった。

 1954年に東京・日比谷公園ではじめて開催された東京モーターショーは、第33回(99年)から乗用車・二輪車と商用車を分離し、奇数年に乗用車・二輪車ショー、偶数年に商用車ショーと毎年交互に開催してきた。しかし、今回からは、乗用車、商用車、二輪車、車体、部品、機械器具関連製品を含めた「新・総合ショー」として隔年で開催。主催者である日本自動車工業会では、乗用車をはじめ関連商品など最先端の製品や技術が集合する場として、「コンパクトな展示で世界最高の情報発信力のあるモーターショー」を目指している。

 開催期間中は、前回までの「クリーンエネルギー車同乗試乗会」などのほかに、「4×4アドベンチャー同乗試乗会」「セーフティドライブ体験試乗会」を加えた5つの試乗会を実施。また、トークショー、シンポジウム、映画上映会など多彩な参加・体験型イベントが好評を博し、カーマニアのみならず、ファミリーや女性など幅広い層が楽しめるモーターショーであった。

ハイブリッド車で世界をリードするトヨタ自動車では、人と地球が共生できる「サステイナブル・モノリティ」の実現に向け、「RiN」「1/X」「i-REAL」などのコンセプトカーを出品 出展社のなかでは最多となる9台のコンセプトカーを展示したトヨタ自動車には、国内外から大勢の人が訪れた 今年創業100周年を迎えたダイハツ工業では、軽自動車を中心としたスモールカーのつくりだす楽しさ、環境へのやさしさ、広さを追求した車づくりを提案
(左)●ハイブリッド車で世界をリードするトヨタ自動車では、人と地球が共生できる「サステイナブル・モノリティ」の実現に向け、「RiN」「1/X」「i-REAL」などのコンセプトカーを出品
(中)●出展社のなかでは最多となる9台のコンセプトカーを展示したトヨタ自動車には、国内外から大勢の人が訪れた
(右)●今年創業100周年を迎えたダイハツ工業では、軽自動車を中心としたスモールカーのつくりだす楽しさ、環境へのやさしさ、広さを追求した車づくりを提案

ホンダの二輪車ブースでは、ワールドプレミアム10車種14台、ジャパンプレミアム3車種3台など全33台を出品 ホンダブースでは、「この地球で、いつまでもモビリティを楽しむために」をテーマに、ハイブリッドや燃料電池車のコンセプトカーのほか、次世代ディーゼルエンジンの機構モデルも展示
(左)●ホンダの二輪車ブースでは、ワールドプレミアム10車種14台、ジャパンプレミアム3車種3台など全33台を出品
(右)●ホンダブースでは、「この地球で、いつまでもモビリティを楽しむために」をテーマに、ハイブリッドや燃料電池車のコンセプトカーのほか、次世代ディーゼルエンジンの機構モデルも展示

三菱ふそうは「ALL For You」をコンセプトに、車いすリフトを備えた大型観光バスや新世代ハイブリッド小型シティダンプなどを出品 第40回となる今回は、前回を上回る142万8,000人が来場。自動車産業の成長が著しいアジア諸国からの来場者も目立った
(左)●三菱ふそうは「ALL For You」をコンセプトに、車いすリフトを備えた大型観光バスや新世代ハイブリッド小型シティダンプなどを出品
(右)●第40回となる今回は、前回を上回る142万8,000人が来場。自動車産業の成長が著しいアジア諸国からの来場者も目立った

自動車用オイルシールのトップブランドであるNOKでは、各種オイルシールのほかフレキシブル配線板などを展示 環境にやさしいダンパーを展示したKYBのブース。サスペンション体験チェアは大勢の注目を集めた
(左)●自動車用オイルシールのトップブランドであるNOKでは、各種オイルシールのほかフレキシブル配線板などを展示
(右)●環境にやさしいダンパーを展示したKYBのブース。サスペンション体験チェアは大勢の注目を集めた

アルパインでは、市販カーナビとしてはじめて差分マップを採用したモービル・メディア・ステーション「VIE-X075」を出品 エンジンバルブで世界トップレベルの技術を誇る日鍛バルブでは、エンジンバルブ、バルブリフター、精密鍛造歯車などを参考出品した
(左)●アルパインでは、市販カーナビとしてはじめて差分マップを採用したモービル・メディア・ステーション「VIE-X075」を出品
(右)●エンジンバルブで世界トップレベルの技術を誇る日鍛バルブでは、エンジンバルブ、バルブリフター、精密鍛造歯車などを参考出品した

日産ディーゼルでは、大型トラック1台とトラクタ2台、尿素SCRモジュール1セットを展示し、安全・低公害性能をアピール 開発から生産までを担う日産車体では、「シビリアン・スーパーリゾートサルーン」や「キャラバン・スーパーGX」など4台を展示 ボルボ・トラックでは、現在開発中のディーゼル・ハイブリッドシステムや、室内高210cmの日本専用モデルのトラクターが注目を集めた
(左)●日産ディーゼルでは、大型トラック1台とトラクタ2台、尿素SCRモジュール1セットを展示し、安全・低公害性能をアピール
(中)●開発から生産までを担う日産車体では、「シビリアン・スーパーリゾートサルーン」や「キャラバン・スーパーGX」など4台を展示
(右)●ボルボ・トラックでは、現在開発中のディーゼル・ハイブリッドシステムや、室内高210cmの日本専用モデルのトラクターが注目を集めた

[主催]

社団法人日本自動車工業会

[会期] 2007年10月26日〜11月11日(17日間)
[会場] 幕張メッセ(日本コンベンションセンター)
[入場料] 大人/1,300円 中学・高校/600円 小学生以下無料
[ショーテーマ] 世界に、未来に、ニュースです。
[出展状況] 世界11か国・1地域から4政府(カナダ、ドイツ、スウェーデン、アメリカ)、1団体、241社
[出品車両数] 総出品台数542台(ワールドプレミアム77台、ジャパンプレミアム103台)
[入場者数] 142万8,000人
 

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