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報知新聞創刊135周年記念事業として、
場内では、王氏の少年時代、そして投手として春の選抜大会で優勝を果たした早実時代、数々の記録を打ち立てた巨人軍時代、06年春、日本選抜チーム“王ジャパン”を率いて世界一に輝いたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)など、各時代ごとのトピックスをオリジナル映像や思い出のグッズとともに紹介。特に一本足打法を習得するための特訓で使用された伝説の日本刀や、当時、ハンク・アーロンのもつ世界記録を塗り替えた756号のホームランボール、本場メジャーリーグでも破られることはないといわれている868本目のホームランを打ったバットなど球史に残る貴重な資料は来場者からも熱い眼差しを集めていた。 来場者は王氏の現役時代を知る40〜60歳代が中心であるが、福岡ソフトバンクホークスのユニフォームを着た若者など幅広い層が訪れていた。また、年配の来場者のなかには、現役当時の映像を見て目頭を熱くする人も多く、あらためて王氏が時代とともにあり、当時の生活者にとっていかに大きな存在であったかが伺い知れるところだ。 このほか、開催2日目には王氏自身によるトークショーが開催されたほか、期間中の土・日祝日には荒川博氏、張本勲氏、達川光男氏、鹿取義隆氏、須藤豊氏など、王氏に縁の深い方々のトークショーも開催された。また、達川、鹿取、須藤の3氏は少年野球教室を同時開催したこともあり、場内はファミリー客で特段の賑わいをみせた。
当社の135周年事業として「大好きな野球 王貞治展」を開催できたことは喜びであると同時に、担当者として大きな責任を感じるところでした。 王貞治氏は読売ジャイアンツの選手、監督として、現在は福岡ソフトバンクホークスの監督として、また昨年はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督として輝かしい記録と歴史をつくってきた方だけに話題には事欠きませんが、資料点数も膨大な数に及びますので今回の展示会では弊社、読売新聞社、福岡ソフトバンクホークスだけなくセ・パ両リーグ、各球団をはじめ日本球界を離れたイチロー選手や松井選手などにもコメントをいただくなど数多くの方々にご協力をいただいています。 今回、数多くの関係者の方々とお会いするなかで王氏のエピソードをお伺いして感じたのは、輝かしい歴史をもつ野球人としてだけでなく人間・王貞治として多くの方々に愛されているということです。実は、今回の展示作業をしているところに王氏が現われてスタッフに「ご苦労さま」と一声かけて去っていかれました。思いもかけないことでしたが、こうしたさりげない気遣いが多くの人に愛される所以なのだと感じました。 また、今回の展示会では出口のところに王氏へのメッセージコーナーを配置したのですが、約2,900通のメッセージが寄せられました。来場された方々の10人に1人が書かれたことになります。大病から復帰されたばかりということもあり、「がんばって下さい」という激励や、ご自分と王氏の思い出を綴られたものなど、単なるファンを超えた、強い思い入れを感じました。 3万人を超える多数の方にご来場いただけたこともそうですが、多くの方々に喜んでいただける展示会となったことは主催者冥利に尽きる思いです。
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