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関西国際空港に誕生した京町家をイメージしたダイニングコート
 
 ダイニングコート 町家小路

 関西国際空港(株)は、7月7日、旅客ターミナルビル2階北側の飲食・物販ゾーンを大幅にリニューアルし、京都の町家をイメージしたフードコートスタイルの飲食ゾーン「ダイニングコート 町家小路」としてオープンさせた。

 国内線の到着ロビーと北出発ロビーに挟まれた一角、約950m2の規模で展開される同施設は、「スターバックス コーヒー」や「キハチソフトクリーム」といった全国的なブランドをはじめ、大阪の人気イタリアン「AL CENTRO PASTINA」、道頓堀の名物たこ焼き店「たこ昌」、老舗洋食店「せんば自由軒」など関西を代表する有名店・人気店、さらには大阪の隠れた名物・肉吸を提供する「にぎ和っ亭」、健康を意識した本格的なマクロビオテック風のメニューを提供する「ろはす亭」といった町家小路への出店に伴い開発された新業態店など個性豊かな13店舗で構成。

 テナントの選定にあたっては「関西の国際空港にふさわしい質の高いサービスの提供はもちろんのこと、数多くのお客さまに快適な時間を過ごしていただくため商品提供スピードを重視した」と語るように、滞留時間の限定される空港内の飲食施設だけに質とスピードを兼ね備えた店舗が第一条件であったという。

 また、リニューアル以前から営業している中華料理店「551蓬莱」がインショップ型であることや一部の店舗がカウンター席を採用しているほかは、フードコートスタイルとしたのも回転率を向上させるためで、施設内中央部に大型のテーブル席ゾーンを配置し、通路に近い両サイドにカフェやテイクアウト型ショップを配置するなど利用者のニーズに応じた機能的なレイアウトが志向されていることも同施設の特徴だ。

 関西国際空港では、開港以来、これまで商業施設の大幅なリニューアルは行っていないが、発着便数の増加に伴い年々利用者数が増加していることに加え、来年8月2日には第2滑走路オープンの供用が決定しており、さらなる利用者増が見込まれていることから旅客ターミナルの利便性向上は命題であったといえるだろう。今回のリニューアルはその第一弾といえるもので、同社では今後、商業エリアをはじめ他のフロアについても段階的に再整備していく方針である。

京都の町家街をイメージしたデザインで統一。国内線・国際線を利用する旅行者だけでなく、空港見学者や空港就業者など幅広い層の利用がみられる キハチソフトクリーム。有名シェフ熊谷喜八氏がプロデュースするソフトクリーム専門店。美味しく、身体に良いこだわり食材を使用 スターバックス コーヒー。以前から出店していたがリニューアルに伴い装いも新たに「町家小路」に登場
(左)●京都の町家街をイメージしたデザインで統一。国内線・国際線を利用する旅行者だけでなく、空港見学者や空港就業者など幅広い層の利用がみられる
(中)●キハチソフトクリーム。有名シェフ熊谷喜八氏がプロデュースするソフトクリーム専門店。美味しく、身体に良いこだわり食材を使用
(右)●スターバックス コーヒー。以前から出店していたがリニューアルに伴い装いも新たに「町家小路」に登場

リニューアル以前から営業する中華レストラン「551蓬莱」は、外壁・ファサードの変更により新規店舗と調和が図られた 大阪の隠れた名物・肉吸を提供する「にぎ和っ亭」は今回の出店に合わせて開発された新業態店 いまや全国ブランドとなった「Manneken」。市場から姿を消していた「焼きたてブリュッセルワッフル」が関空限定で復活
(左)●リニューアル以前から営業する中華レストラン「551蓬莱」は、外壁・ファサードの変更により新規店舗と調和が図られた
(中)●大阪の隠れた名物・肉吸を提供する「にぎ和っ亭」は今回の出店に合わせて開発された新業態店
(右)●いまや全国ブランドとなった「Manneken」。市場から姿を消していた「焼きたてブリュッセルワッフル」が関空限定で復活

隣接する工房から焼きたてのパンを提供する「Victoire」は、複数のコンテスト優勝者・勲章受賞者のパン・スイーツを取り扱うベーカリーのセレクトショップともいえるまったく新しいタイプのカフェ 隣接する工房から焼きたてのパンを提供する「Victoire」は、複数のコンテスト優勝者・勲章受賞者のパン・スイーツを取り扱うベーカリーのセレクトショップともいえるまったく新しいタイプのカフェ
隣接する工房から焼きたてのパンを提供する「Victoire」は、複数のコンテスト優勝者・勲章受賞者のパン・スイーツを取り扱うベーカリーのセレクトショップともいえるまったく新しいタイプのカフェ

品質にこだわった食材を使用する心と身体にやさしい和惣菜を提供する「ろはす亭」は今回の出店にあたり開発された新業態店 明治43年創業の「せんば自由軒」は大阪を代表する老舗洋食店で空港への出店は初となる 「たこ昌」は大阪・道頓堀の名物たこ焼き店。空港への出店は初
(左)●品質にこだわった食材を使用する心と身体にやさしい和惣菜を提供する「ろはす亭」は今回の出店にあたり開発された新業態店
(中)●明治43年創業の「せんば自由軒」は大阪を代表する老舗洋食店で空港への出店は初となる
(右)●「たこ昌」は大阪・道頓堀の名物たこ焼き店。空港への出店は初

有機栽培コーヒーやビール、軽食などを提供する「カフェ&バー グルメ」 泉州最大の水産会社・矢崎がプロデュースする人気寿司店「ほんまもん」が空港初出店
(左)●有機栽培コーヒーやビール、軽食などを提供する「カフェ&バー グルメ」
(右)●泉州最大の水産会社・矢崎がプロデュースする人気寿司店「ほんまもん」が空港初出店

著名な料理研究家・東條真千子氏がプロデュースするスープ専門店「Dear.SOUP」 関西の人気イタリアン「AL CENTRO PASTINA」も空港初出店。今回の出店にあたり生パスタを採用することでクイックサービスを実現させた
(左)●著名な料理研究家・東條真千子氏がプロデュースするスープ専門店「Dear.SOUP」
(右)●関西の人気イタリアン「AL CENTRO PASTINA」も空港初出店。今回の出店にあたり生パスタを採用することでクイックサービスを実現させた

 

関西国際空港(株) お客様本部 ターミナル営業部
ターミナル営業1グループ
グループリーダー
 
熊谷 光高

"お客様第一主義"を徹底
快適で利便性の高いサービスの提供を目指す

熊谷氏

 当社では、2003年6月に初の民間企業出身の社長となる村山敦が就任して以来、“お客様第一主義”の徹底を推進しています。私の所属する営業本部もお客様本部と改称し、お客さまにとって「使いやすく来て楽しい空港」となることを目指してさまざまな施策を実施しています。具体的には、お客様のご要望やご意見を反映するための目安箱の設置や空港内のさまざまな団体や組織が互いに連携して顧客満足向上に取り組むための組織「関西空港CS向上協議会」の設立など空港全体が一丸となり取り組んでいます。

 今回、新たにオープンした「ダイニングコート 町家小路」につきましても、07年8月2日の第2滑走路オープンに伴う利用客の増加に対応すべく取り組んだもので、旅客ターミナルビルの機能およびお客さまの利便性向上を目指したものです。

 リニューアルにあたっては、関西の国際空港らしさを追求するため、後背地である京都の町家街をイメージしたデザインを採用しています。町家小路では、現在の京都の町家がさまざまなタイプのレストランやショップとして再生されているように、外観を和のイメージで統一し、出店業態については和・洋・中のレストランをはじめバリエーションに富んだ構成としました。
 まだオープン後間もないですが、町家小路はリニューアル以前と比較して1.5倍を超える、多くのお客様にご利用いただくなど、ご好評を得ています。

 また当空港は、英国の調査会社SKYTRAXが実施する「AIRPORT of The YEAR 2006」の総合ランキングで4位にランクされました。同調査は、世界90か国以上の約720万人が、40以上の空港サービスなどの項目について投票してランキングされるものです。嬉しい評価ですが、これに満足することなく、今後もお客様の快適性や満足度の向上を目指し努力していきたいと考えています。


データ 2006年9月現在
[所在地]

大阪府泉佐野市泉州空港北1番地
旅客ターミナルビル2階(北側)

[オープン] 2006年7月7日
[事業主体] 関西国際空港(株)
[延床面積] 約950m2
[出店店舗] 551蓬莱、キハチソフトクリーム、スターバックス コーヒー、ろはす亭、AL CENTRO PASTINA、ほんまもん、せんば自由軒、たこ昌、にぎ和っ亭、Manneken、Victoire、Dear.SOUP、カフェ&バー グルメ
[営業時間] 7:00〜22:00(一部店舗は早朝営業を実施)
[定休日] 年中無休
[URL] http://www.kansai-airport.or.jp/
 

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