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八戸屋台村 みろく横丁

八戸の中心商店街に活気をもたらす
『環境対応型』の屋台村

 懐かしい昭和30年代風の街並みに多彩な飲食屋台25店舗が建ち並ぶ「八戸屋台村 みろく横丁」は、東北新幹線の八戸駅開業を間近に控えた2002年11月19日、八戸市の中心商店街に誕生した。
「八戸にお越しになられたお客様への“おもてなしの目玉”として中心商店街の活性化に寄与する」(「みろく横丁」を運営する(有)北のグルメ都市 代表取締役 中居雅博氏)ことを目的に開設された「みろく横丁」は、『スローフード時代の幕開けの象徴』として「全国に誇る八戸のオーガニック食材の提供と、八戸の新名物料理、郷土料理を一堂に集めて紹介し、八戸の情報発信拠点として展開していく」(中居氏)ことを、そのコンセプトとしている。

 また、屋台村での店舗経営の経験を通じて「若手企業家の育成を図っていく」(中居氏)ことも「みろく横丁」開設の狙いのひとつである。「周辺には空き店舗も多いので、屋台村の卒業生が、そこに出店していけば中心商店街の活性化につながっていく」(中居氏)との考えによるものである。

 このため「屋台村の賃料収入から利益を上げようとは考えていない」(中居氏)とのことで、賃料は固定で低廉に抑えられている。運営会社の「北のグルメ都市」もボランティア会社として運営されている。

 また「みろく横丁」は、建材に再生品を使用するとともに、割り箸を再生し、生ごみもごみ処理機で肥料としてリサイクルするなど廃棄物を出さない「ゼロ・エミッションのモデルケース」を実践した『環境対応型屋台』でもある。

 『環境対応型屋台』は、中居氏が事務局長を務める市民団体「八戸エコ・リサイクル協議会」が進める、地域特性を重視した地域都市におけるまちづくりの研究「環境対応型まちづくり構想プロジェクト」と、八戸の食材を活かしたオーガニック商品や八戸のオリジナルメニューの開発、食材だけでなく施設、食器、イス、テーブルを含めた食べる環境をトータルとして考えた「食文化の環境プロジェクト」の究極的な構想として考え出されたものである。

 このためリサイクルシステムを構築するとともに「地域循環型」で「バリアフリー」など、さまざまな面で『環境』にこだわっているのが「みろく横丁」の特徴である。屋台村の各店舗で使用する食材も『地産地消』を基本に八戸地域の13市町村で採れたものを基本とし、「各店舗には食材をすべて明らかにするようにしている」(中居氏)という。
「この『みろく横丁』が環境への啓発活動の一環として市民に愛され続けるように活動し、八戸にお越しになられるお客様に対し、八戸の環境問題への取組みを見学できる場としていきたい」と中居氏は言う。

『横丁』の幅は“すれちがう人の肩と肩、袖と袖が触れ合う距離”の2.4mに設定 「包」にある『エコ神社』は“環境保全やリサイクルを考える象徴”として廃材を利用して建立。イベントに貸し出せるように可動式となっている 昔懐かしい円柱型の郵便ポストを設置するなど『横丁』内にはノスタルジックな雰囲気が溢れる
左●『横丁』の幅は“すれちがう人の肩と肩、袖と袖が触れ合う距離”の2.4mに設定
中●「包」にある『エコ神社』は“環境保全やリサイクルを考える象徴”として廃材を利用して建立。イベントに貸し出せるように可動式となっている
右●昔懐かしい円柱型の郵便ポストを設置するなど『横丁』内にはノスタルジックな雰囲気が溢れる

“三日町と六日町を結ぶ横丁”から「みろく横丁」と命名 八戸弁の「いらっしゃいませ」を意味する『おんでやぁんせ』から三日町側を「おんで市」、六日町側を「やぁんせ市」と呼称
左●“三日町と六日町を結ぶ横丁”から「みろく横丁」と命名
右●八戸弁の「いらっしゃいませ」を意味する『おんでやぁんせ』から三日町側を「おんで市」、六日町側を「やぁんせ市」と呼称

『横丁』には「1業種1屋台」を基本に八戸の味がわかる郷土料理・名物料理を集積。3年ごとに入替えを行い、いま出店している屋台も事業計画を提出し改めて選考を受ける 屋台の店舗面積はすべて3.3坪で、店舗内の席数は8席。店主を真ん中に8人が入る方式で、初めての人が1人で入っても店主と客や客同士がコミュニケーションのとれるスペースバランスを考慮
左●『横丁』には「1業種1屋台」を基本に八戸の味がわかる郷土料理・名物料理を集積。3年ごとに入替えを行い、いま出店している屋台も事業計画を提出し改めて選考を受ける
右●屋台の店舗面積はすべて3.3坪で、店舗内の席数は8席。店主を真ん中に8人が入る方式で、初めての人が1人で入っても店主と客や客同士がコミュニケーションのとれるスペースバランスを考慮

「おんで市」の中心にある馬井戸は100年前の井戸で現在でも使用できる 「やぁんせ市」を流れる『みろくの滝』もエコ岩石を利用している 「みろく横丁」の運営会社「(有)北のグルメ都市」がある「食の文化資料館 『包』」は、中居社長が経営する中居食品容器(株)の白壁土蔵を改造し、“市民の環境問題の交流の場”として1996年4月に開館。八戸エコ・リサイクル協議会の事務局にもなっている
左●「おんで市」の中心にある馬井戸は100年前の井戸で現在でも使用できる
中●「やぁんせ市」を流れる『みろくの滝』もエコ岩石を利用している
右●「みろく横丁」の運営会社「(有)北のグルメ都市」がある「食の文化資料館 『包』」は、中居社長が経営する中居食品容器(株)の白壁土蔵を改造し、“市民の環境問題の交流の場”として1996年4月に開館。八戸エコ・リサイクル協議会の事務局にもなっている

 
所在地 青森県八戸市三日町、六日町
オープン 2002年11月19日(六日町側)、2003年1月28日(三日町側)
事業主体 (有)北のグルメ都市
敷地面積 約230坪
店舗数 25店舗
営業時間・定休日 各店舗により異なる
[URL] http://www.36yokocho.com/

八食センター

“港町・八戸”の立地を活かした品揃えで
地域生活者の『まとめ買い』需要を支える郊外型食品市場

 懐かしい昭和30年代風の街並みに多彩な飲食屋台25店舗が建ち並ぶ「八戸屋台村 みろく横丁」は、東北新幹線の八戸駅開業を間近に控えた2002年11月19日、八戸市の中心商店街に誕生した。
「八戸にお越しになられたお客様への“おもてなしの目玉”として中心商店街の活性化に寄与する」(「みろく横丁」を運営する(有)北のグルメ都市 代表取締役 中居雅博氏)ことを目的に開設された「みろく横丁」は、『スローフード時代の幕開けの象徴』として「全国に誇る八戸のオーガニック食材の提供と、八戸の新名物料理、郷土料理を一堂に集めて紹介し、八戸の情報発信拠点として展開していく」(中居氏)ことを、そのコンセプトとしている。

 また、屋台村での店舗経営の経験を通じて「若手企業家の育成を図っていく」(中居氏)ことも「みろく横丁」開設の狙いのひとつである。「周辺には空き店舗も多いので、屋台村の卒業生が、そこに出店していけば中心商店街の活性化につながっていく」(中居氏)との考えによるものである。

 このため「屋台村の賃料収入から利益を上げようとは考えていない」(中居氏)とのことで、賃料は固定で低廉に抑えられている。運営会社の「北のグルメ都市」もボランティア会社として運営されている。

 また「みろく横丁」は、建材に再生品を使用するとともに、割り箸を再生し、生ごみもごみ処理機で肥料としてリサイクルするなど廃棄物を出さない「ゼロ・エミッションのモデルケース」を実践した『環境対応型屋台』でもある。

 『環境対応型屋台』は、中居氏が事務局長を務める市民団体「八戸エコ・リサイクル協議会」が進める、地域特性を重視した地域都市におけるまちづくりの研究「環境対応型まちづくり構想プロジェクト」と、八戸の食材を活かしたオーガニック商品や八戸のオリジナルメニューの開発、食材だけでなく施設、食器、イス、テーブルを含めた食べる環境をトータルとして考えた「食文化の環境プロジェクト」の究極的な構想として考え出されたものである。

 このためリサイクルシステムを構築するとともに「地域循環型」で「バリアフリー」など、さまざまな面で『環境』にこだわっているのが「みろく横丁」の特徴である。屋台村の各店舗で使用する食材も『地産地消』を基本に八戸地域の13市町村で採れたものを基本とし、「各店舗には食材をすべて明らかにするようにしている」(中居氏)という。
「この『みろく横丁』が環境への啓発活動の一環として市民に愛され続けるように活動し、八戸にお越しになられるお客様に対し、八戸の環境問題への取組みを見学できる場としていきたい」と中居氏は言う。

郊外店舗のはしりとして八戸市郊外のロードサイドに1980年11月にオープン(写真は北口側から見た施設全景) 土産品やお酒の店舗なども入居し多彩なニーズに対応 「好きかって広場 七厘村」は、買い物の途中に自由に休憩できるほか、店内で買った新鮮な魚介類や肉などを、七厘やロースターでその場で焼いて食べられる(七厘・ロースターの貸出しは有料)
左●郊外店舗のはしりとして八戸市郊外のロードサイドに1980年11月にオープン(写真は北口側から見た施設全景)
中●土産品やお酒の店舗なども入居し多彩なニーズに対応
右●「好きかって広場 七厘村」は、買い物の途中に自由に休憩できるほか、店内で買った新鮮な魚介類や肉などを、七厘やロースターでその場で焼いて食べられる(七厘・ロースターの貸出しは有料)

市場棟は、全長170mの“ストリート”に約60店舗が軒を連ね、水揚げされたばかりの新鮮な魚介類をはじめとする“八戸の味”を提供 市場棟は、全長170mの“ストリート”に約60店舗が軒を連ね、水揚げされたばかりの新鮮な魚介類をはじめとする“八戸の味”を提供
市場棟は、全長170mの“ストリート”に約60店舗が軒を連ね、水揚げされたばかりの新鮮な魚介類をはじめとする“八戸の味”を提供

合計席数600席の規模で展開する飲食棟「厨スタジアム」は県内一の長さを誇る回転寿司など飲食店3店舗が入居 合計席数600席の規模で展開する飲食棟「厨スタジアム」は県内一の長さを誇る回転寿司など飲食店3店舗が入居
合計席数600席の規模で展開する飲食棟「厨スタジアム」は県内一の長さを誇る回転寿司など飲食店3店舗が入居

「厨スタジアム」1階に設けられた休憩スペース「くりや広場」 「厨スタジアム」2階の「くりやランド」ではキッズが遊具や玩具で自由に遊ぶことができる。無料開放のキッズ向けプレイゾーンは、市場棟2階にも「わんぱく広場」を設置するなど、子ども連れのファミリー客のニーズに対応 八戸ラーメン」や「せんべい汁」など“八戸ならではのメニュー”を提供する飲食店6店舗が入る「味横丁」「味横丁」
左●「厨スタジアム」1階に設けられた休憩スペース「くりや広場」
中●「厨スタジアム」2階の「くりやランド」ではキッズが遊具や玩具で自由に遊ぶことができる。無料開放のキッズ向けプレイゾーンは、市場棟2階にも「わんぱく広場」を設置するなど、子ども連れのファミリー客のニーズに対応
右●八戸ラーメン」や「せんべい汁」など“八戸ならではのメニュー”を提供する飲食店6店舗が入る「味横丁」「味横丁」

 
所在地 青森県八戸市河原木字神才22-2
オープン 1980年11月15日
事業主体 協同組合 八食センター
敷地面積 79,954.30m2
構造・規模 市場棟:S造・地上3階建、飲食棟:S造・地上2階建
延床面積 市場棟:14,860m2、飲食棟:2,802m2
売場面積 4,255m2
店舗数 60店舗(組合員54店舗、テナント6店舗)
入店業種 鮮魚16、珍味乾物11、菓子8、飲食店9、青果4、一般食品3、精肉惣菜2、宅配2、生花、玩具、包装資材、薬局、ゲームコーナー
駐車場 1,500台
営業時間 市場棟9:00〜18:00、味横丁9:00〜19:00、厨スタジアム9:00〜21:00
定休日 市場棟:毎週水曜日(祝祭日や繁忙期は臨時営業)、厨スタジアム:年中無休
URL http://www.849net.com

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