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湯巡り万華郷
館内は『大正浪漫』をテーマにした環境演出が施され、来館者が格子のゲートをくぐって一歩足を踏み入れると、そこには、「知らないはずなのに懐かしい。時が止まった幻の温泉郷」が展開する。 『一度目入れば無病息災。二度目入れば不老長寿。夢幻しなるかな万華郷』をコンセプトとする同施設の温浴施設は、男女別の「お風呂ゾーン」と混浴の「水着ゾーン」で構成。
内湯と露天風呂を備えた「お風呂ゾーン」には、神経痛や筋肉痛をはじめさまざまな症状に効能があるナトリウム‐塩化物強塩泉の天然温泉や、漢方薬湯、コラーゲン風呂など多彩な浴槽が配置されている。 また、約1000坪の規模で展開する「水着ゾーン」にも、ラドンを多く含み、優れた治癒効果があると言われるオーストリアのバードガスタイン鉱石を使用したドーム型浴槽「空洞の湯」を設置するなど、楽しみながら健康になる『薬効温泉』として展開している。 こうした「お湯へのこだわり」とともに「味へのこだわり」も同施設の特徴で、一流料理人による本格中華料理から、そば・うどんやラーメン、たこ焼きなどの軽食、さらには風呂上りの喉を潤すドリンクまで、バラエティ豊かなメニューが、館内の飲食施設で提供されている。 個室宴会についても、2人から100人までの多様なニーズに対応するなど、温泉旅館にも負けない本格的なサービスを実施している。
「湯巡り万華郷」は『大正浪漫』をテーマにした内装デザインを行っておりますが、これは“非日常”を演出することで、お客様にのんびりとくつろいでいただくための環境演出であり、テーマパークのように、施設のテーマ性で集客しようというものではありません。当施設は、あくまでも、3世代の方が半日から一日をゆっくりと過ごすことができる「日帰りの温泉」として、15〜20Km圏内にお住まいの方々に何度もお越しいただける温泉施設にしたいと考えています。 そうした意味で、男女が一緒に入ることができる水着ゾーンを設けたことが、当施設の最大の特徴であるといえるでしょう。通常の温浴施設では、せっかくカップルやファミリーで来られても、浴室に入る前に待ち合わせの場所と時間を決めて、男女別々に入浴しなければなりません。しかし、ここでは、水着ゾーンであれば、男女が一緒に過ごすことができます。約1,000坪と、温浴エリアの中でも最も広いスペースを占める、この水着ゾーンを、いかに有効に活用していくかが、今後の集客の“カギ”になってくると思います。 たとえば、これから夏に向けては、水着ゾーンを「日光浴」の場にして、日光浴を楽しみながら、ビールを飲むことができるエリアとして打ち出していけないかと考えております。当然のことながら、浴槽の中でビールを飲むわけにはまいりませんが、水着ゾーンにも飲食コーナーは設けてあります。現在は、ドリンクバーとして運営していますが、「日光浴」のシーズンには簡単な軽食なども提供していきたいと考えています。 それから水着ゾーンには、ゲルマニウム風呂の横に小さな田んぼを設けていますが、そこでモチ米を栽培し、年末には収穫したお米で餅つき大会を開催しようを思っています。田植えから稲刈り、餅つきまで、お子様を対象に希望者を募り、お客様参加型のイベントとして展開していきます。ほかにも、お子様をターゲットに、さまざまなイベントを展開していくことなどで、“3世代で楽しめる施設”ということを訴求していきたいと思います。 また当施設は「薬効温泉」を謳っていますが、お風呂につきましては、天然温泉のみならず、天然の生薬がたっぷりと溶け込んだ「漢方薬湯」、代謝や発汗を促進し保温効果も高い「ゲルマニウム風呂」、皮膚を構成するタンパク質のひとつであるコラーゲンが肌のハリと潤いを護る「コラーゲン風呂」、人間が本来もっている自然治癒力を活性化させる「バードガスタイン鉱石風呂」など多彩なお風呂を、内湯や露天、水着ゾーンに配しています。これからは、「健康」をテーマにした温浴施設として、『身体にいいお風呂』ということを、より前面に打ち出していこうと考えております。 そうしたハード面でのサービスの質の向上とともに、ソフト面、運営面で力を入れていこう考えているのが、「忙しいときに、いかに普通のサービスをするか」ということです。お客様に「今日は忙しいから仕方がないね」と言われてしまっては、サービス業としては失格です。また、温浴ビジネスは「クレーム産業」であり、そのクレームの多くは、従業員のちょっとした気の使い方や言葉の使い方に原因があるものです。これだけの施設になりますと、テナントや外部委託等も含めるとスタッフは常駐で80〜100人、総勢で約300人になりますが、お客様にとっては、テナントのスタッフも、同じ湯巡り万華郷のスタッフです。ですから、すべてのスタッフを対象に人材教育を徹底し、サービスの質の維持・向上を図っていきたいと考えています。 データ 2006年6月現在
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