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感動マーケティング第14回 「はつらつ感動商店街IN高円寺」
2006年4月21日
丹青社 SCマーケティング研究所
所長 松本 大地

■異なるビジネス世界の方々が自由に語り合う少人数の私的交流会にて、メンバーの一人K女史は有能な税理士さん。しかし、別な顔として高円寺阿波おどり、商店街活性化に情熱を注ぐ街の顔を持っている。実父は昭和32年に商店街の街興しを図って、高円寺に阿波おどりを導入した一人。今年85歳ながらお会いしたときに感じた凛とした姿勢と優しさは、色々な人々に伝播し50年を迎える高円寺阿波おどりの原動力になったようだ。いくつかの高円寺商店街が結束した情熱(商店街の方はALL高円寺と呼んでいた)が、一日70万人を動員する大イベントに育っていったと感得した。今夏がとても楽しみだ。

■阿波おどり以上に全国の若者に有名なのが、高円寺の古着屋。その数はアクセサリー店、中古家具などを含めると高円寺全体で250店近くある。特に、集積しているのは駅前のパル商店街を抜けた先の、570mの長いルック商店街だ。週末になれば夜行バスで山梨、長野、栃木、群馬などから若者がやってくる。古着ファッションの聖地となったそのルーツは約20年ぐらい前からで、古い木造店舗で家賃が安い高円寺にポツリポツリと集まり、品揃え、安さで原宿に勝るようになった。面白いのは、昔からの商店街の店舗である小さな魚屋や惣菜店、食堂あたりと妙なハーモニーがあること。又、高円寺はラーメン店が古着屋と同数程度あり、沖縄料理、エスニック料理も数多くあることで、夕方から若者が増えていく行動パターンが目立つ。

■実際、各商店街の方々からは旧来の商店主と新しい商店主との考え方の相違もあり、一つの理念や目標にまとまるには様々なハードルを超えなくてはならない。しかし、阿波おどりや個性的な集積での元気さは、他の商店街から見たらとても羨ましく映るし、感動的でもある。以前、全国商店街の抱える問題点を調べたところ、平成2年度は”駐車場がない””郊外大型店舗に客足移動”という外的要因の声が多かったが、最近では”後継者がいない””魅力ある店舗が少ない”といった内的要因が挙げられてきた。もう商店街VS郊外SCといった対立軸では中心市街地は活性化できない。それよりも、大手資本には
できない、街そのものの集積や元気、感動をどう創っていけるのかといったポジティブなアクションこそが重要だ。高円寺商店街には何故か都会なのにローカルのような匂いや空気が溢れている。

■感動マーケティング視点⇒@感動を伝えられるイベントを継続することで、新しい街の文化ができあがる。A商店街活性化の一つとして、若者文化の集積を加えることで新旧の感動ブレンドができあがるケースがある。

南口はパル商店街からスタート。パリのパサージュのようなアーケード。
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美味しい老舗揚げ物店と近所のお年寄りの買い物風景
2
青梅街道まで続くパル商店街の入口、オープンエアが似合う商店街。
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1●南口はパル商店街からスタート。パリのパサージュのようなアーケード。
2●美味しい老舗揚げ物店と近所のお年寄りの買い物風景
3●青梅街道まで続くパル商店街の入口、オープンエアが似合う商店街。

商店街の1階だけでなく、2階にも古着屋が集積する
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商店街の脇道にも古着やアンティーク家具の店は拡がる
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パル商店街の端を右折したところにある、古着店では有名な伝説ショップ。
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4●商店街の1階だけでなく、2階にも古着屋が集積する
5●商店街の脇道にも古着やアンティーク家具の店は拡がる
6●パル商店街の端を右折したところにある、古着店では有名な伝説ショップ。

北口には高円寺純情商店街。ねじめ正一さん直木賞作品のタイトル
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商店街の方々、駅長、大学教授、バロン吉元さんとの談笑後の記念撮影
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7●北口には高円寺純情商店街。ねじめ正一さん直木賞作品のタイトル
8●商店街の方々、駅長、大学教授、バロン吉元さんとの談笑後の記念撮影

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