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感動マーケティング第13回 「ロサンゼルスの感動モール」
2006年4月5日
丹青社 SCマーケティング研究所
所長 松本 大地

■先月中旬、妻と娘と4泊5日の駆け足でロサンゼルスのショッピングセンター廻りに出掛けた。半日は地下鉄やタクシーを使い、2日間は現地の日本人ドライバーのクルマをチャーターし、合計13箇所の視察を敢行。ロスの北バレンシアから、南のオレンジカウンティまで異文化に触れながら色々なことを見聞きし、笑ったり、口喧嘩したりと思い出深い旅路となった。

■一昨年は長男、次男と男3人旅でのロスも、同じようなモール視察で、今回再訪したところは2年間でどんな変化をしたのかを調査するのも目的であり、ライフスタイルセンターの新トレンド視察も楽しみであった。その中で、決して裏切ることがなく、一昨年の訪問以上に輝いていたのが「ザ・グローブ&ファーマーズマーケット」であった。1930年代に近隣の農民がトラックに載せた農産物を売りに集まったのがルーツで、その後市場として整備され、市民や観光客に親しまれてきた。1990年代、隣地に開発用地ができたことで大型SCが計画されたが、周辺住民との話し合いの結果、市場を残しそこにライフスタイルセンター型の商業空間をジョイントさせることとなった。それがザ・グローブであり2002年に開業後、連日の賑わいだ。

■ファーマーズマーケットとグローブを融合させる役割として登場したのが、1950年代当時のデザインの2階建てトローリー。施設のランドマークになっている。グローブはヨーロッパの街並みを遊歩するようなハイセンスな雰囲気に包まれ、ファーマーズはアナログの市場の風情が漂い絶妙な組み合わせとなった。パブリックスペースを充実したことで、レンタブル比は減ってしまったが、それが奏功し心地よい環境空間に多くの人が感動を求めてくるようになった。今回は夕刻に訪れたが「帰りたくない、もっとゆっくりしたい」と皆が心に思っていたに違いない。モールがこんなに幸せ感を授けてくれるとは!

■感動マーケティング視点⇒1.心が開放される界隈空間づくりは集客の大切な要素。効率重視より感動重視に。2.サンフランシスコはトローリーやケーブルカーが往来することで温かいイメージが湧く街。路面電車のようなアナログ系乗り物は世代を超えて共感する。

400メートルのストリートを行き来する無料のトローリー
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アバクロの大ポスターがあったグローブ終点の駅舎。
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噴水の周りは小さな公園。後ろはシネコン。
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1●400メートルのストリートを行き来する無料のトローリー
2●アバクロの大ポスターがあったグローブ終点の駅舎。
3●噴水の周りは小さな公園。後ろはシネコン。

レストランやカフェが寄せ合うオシャレな街区
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パリのモーリス広告塔を模したストリートファニチャーと散歩道
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新鮮な果物が並ぶ市場そのもののファーマーズマーケットは昔と変らず
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4●レストランやカフェが寄せ合うオシャレな街区
5●パリのモーリス広告塔を模したストリートファニチャーと散歩道
6●新鮮な果物が並ぶ市場そのもののファーマーズマーケットは昔と変らず

ポップコーン専門店、他にタバスコや塩だけを集めた専門店がたくさん
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番外編:帰り道に見つけたとても解りやすい歯医者のネオンサイン
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7●ポップコーン専門店、他にタバスコや塩だけを集めた専門店がたくさん
8●番外編:帰り道に見つけたとても解りやすい歯医者のネオンサイン

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