第9回 ペットの感動はイコール顧客の感動になる ”ペット共生社会”
2006年1月16日
丹青社 SCマーケティング研究所
所長 松本 大地

■今年の干支の犬は人間にとって一番身近な動物なのか、愛犬の写真 やイラストを載せた年賀状がたくさん。ご多分に漏れず我が家も昨年10月に家族に加わった、生後5ヵ月のミニダックスフンドCOCOを賀状で紹介した。ペットブームながらどれだけの犬が飼育されているか調べたところ、なんと2004年度は1250万頭で過去最高の飼育頭数だった(ペットフード工業会の資料)。人間10人に犬が1頭という割合になり、飼育にかかる平均支出は一頭あたり年間12万円で、1兆5千億円の市場規模になる。まさにペット共生社会である。

■大晦日にCOCOを連れ家族でショッピングセンター(SC)に出掛けた。何時間も家の中でのお留守番は可哀相とのことで、選んだSCは150キロメートル離れた「ららぽーと」。当然ながら買い物目的が主であったが、「ららぽーと」は有料で犬を預かってくれる施設があることも遠距離でも訪ねた大きな要因だ。1時間315円の料金
設定で4時間預けたので金額は1260円。料金もリーズナブルながら、動物病院が経営している安心感と、一頭毎のゲージ管理ということで、愛犬を預ける利用者にとってこのうえない施設といえる。ここでは犬、猫の他にも、鳥類やハムスターも預かりOKだ。SCに駐車場は重要なアイテムのように、ペットをきちんと預かってくれるシステムがあるSCは、来訪の選択肢が急カーブで高くなるのは間違いない。

■親しい友人がペットと泊まれる宿ということで、ある宿泊施設に泊まったところ、愛犬は冷たい風が吹きすさぶバンガローのようなところへ置かれたとのこと。もう二度とあんなところへは行かないと憤慨していた。ペットの気持ちは飼い主の気持ちと平衡で考えなければ、ペット共生社会では生き残れない。

■感動マーケティング視点⇒ペットは大事な家族の一員。顧客と同じようなCRM(カスタマー・リレーションシップ・マネージメント)を戦略に。ペットのニーズにきめ細かく対応しての感動体験と満足度を高め、ペットも含め顧客を囲い込めば大きな収穫があろう。

生後2ヵ月で我が家にやってきた日の不安げなCOCO
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ららぽーと「ニャイルドわん!」内にあるペット預かりの動物病院受付
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「ニャイルドわん!」内のお散歩犬レンタルは1時間1890円也
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1●生後2ヵ月で我が家にやってきた日の不安げなCOCO
2●ららぽーと「ニャイルドわん!」内にあるペット預かりの動物病院受付
3●「ニャイルドわん!」内のお散歩犬レンタルは1時間1890円也

ヨーロッパでは犬がレストランやSCで自然に同居しています(ドイツケルン)
4
ストリートオルガンと犬を連れてのパリの物乞いオジサン
5
茅ヶ崎を代表するドックカフェ・パシフィックデリ本店
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4●ヨーロッパでは犬がレストランやSCで自然に同居しています(ドイツケルン)
5●ストリートオルガンと犬を連れてのパリの物乞いオジサン
6●茅ヶ崎を代表するドックカフェ・パシフィックデリ本店

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