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2005年12月13日
丹青社
SCマーケティング研究所
所長 松本 大地 |
■先月下旬、イギリス、ドイツ、フランスの各都市の商業視察に出掛けたが、折りしもクリスマスを迎える時期で、街中はさんざめく色彩に染められていた。クリスマスはイエス・キリストの生誕の日と言われているが、ドイツではゲルマン民族の冬至のお祭りであり、古くからの習慣で残っているのがクリスマスツリーの飾りつけである。ゲルマン民族の末裔であるドイツ人は、そのクリスマスツリーへの思い入れが強く、とても美しい装飾で知られている。デュッセルドルフでは、街全体がショーウインドーの中に入っているようなディスプレイで、来街者がビールやホットワインにソーセージを頬張りながら、参加体験型での祝祭空間を楽しんでいる。
■市内有数の目抜き通りが主役のロンドンでは、ダイナミックなストリート全体でのイルミネーションがメインになっている。丸の内のミレナリオがそれぞれのストリートで幾重にも連なっているイメージだ。ボンドストリートでは、デコレーションの道中に人口雪を降らせ、パフォーマーや聖楽隊が極上のエンターテインメントの時空間を演出
していた。
■パリは街全体が劇場のように変身する。ストリートの装飾だけでなく、百貨店や路面の専門店も、絶妙な街とのコラボレーション。言葉では言い尽くせない感動が目に飛び込み、夢をたくさん見させてくれる。フランスを訪れる外国人は年間7700万人、世界最大の観光立国であることが納得できる。
■街歩きの楽しさ、街遊びの楽しさ、人と人が感動交流するシーン・メイクをどう創っていけるのか。パブリックデザインのあり方は伸びやかな都市創造に大きく影響する。市街地活性化策やショッピング・センターでの集客促進には、ヨーロッパの都市づくりから大きなヒントがある。
■感動マーケティング視点⇒1.祝祭空間の街中で楽しむことは万国共通。街のパブリックがアートに変ることで、感動体験は増幅する。
2.アーバンツーリズムは街のカルチャーからの刺激や体験をすること。そこでの感動が人を呼び、リピーターを醸成する。

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1●デュッセルドルフ市庁舎前広場はクリスマスシーズンは社交場になる
2●街中が縁日と化すデュッセルドルフのストリート 3●弓なりなロンドン・リージェントSTを彩るイルミネーション |

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4●小粋なショップが揃うカーナビーSTは色とりどりの蛍光管
5●ボンドSTは人口雪とパフォーマーのエンターテインメント空間に
6●パリの街路はストリートファニチャーも楽しいアイテムになる |
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7●芸術的なラファイエットのイルミネーションに言葉は要らない
8●1823年にできたパサージュヴィヴィアンヌはネオクラシック様式 |
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