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連載 *
エンタメ日記第8回
鈴木 重美

なんとtansei netにあるIMCCの「マイブーム通信」に喧嘩を売るのか?エンタメ日記、今号のタイトルはズバリ「マイブーム」!
本家本元に対し、こちらが元祖なんて言うつもりは全くありません。「名づけ親の島さん、この回だけは大目に見てください。」
エンタメ風マイブーム特集、今号だけですから。ユルシテ!

 マイブーム1

 前回のエンタメ日記で無趣味と書きましたが、自分なりのブームはあります。どちらかと言うと日々興味あることが次々と表れては消えます。興味が持続しないので結局趣味に至らないというのが正しい表現です。つまり飽きっぽいだけです。脈絡がなく今回のエンタメ日記はずばりマイブーム!趣味に至る前の自分の興味(ブーム)を見直してみました。

 マイブーム第1弾「ワインの会」。ワインに惹かれるようになってかなりの年月が経ちます。
 無趣味と言いましたが、無趣味以上に何かをコレクションすることに全く興味がありません。そんなノンコレクションな私が捨てられないのがコケシです。あの木(もく)独特の輝き、艶々な感触、間違えました、コルクです。ワインを抜いた後のコルクがかなり貯まっています。その捨てられないコルクにワインの金額をかけたら酔いが醒めてしまいそうなので数えません。

 つまりそのぐらいワインが好きです。しかし町のレストランで飲むワインは高い。
 他の嗜好品に依存しない私にとってワインはそこそこの金額のワインを買っても悔いは残りません。しかしワインショップだと5000円で買えるワインもレストラン価格は約倍になります。であるならばと始めたのが自宅でのワインの会。友人達と各自ワインを一本持ち寄り、開けようよ!というのがササヤカナ(?)庶民の知恵でした。

 友人と2人で始めたワインの会は当初もてないチットモ悪オヤジ(世間ではチョイ悪オヤジが流行っているそうです)でない飲み会というレッテルが貼られていましたが、回を重ねる毎に都内に住む友人は小型のマイクロバスをチャーターして女の子満載で参加してくれました(自宅は江ノ島に渡る橋の袂です)。

 そんな苦難な時代を乗り越えて現在はオリジナルの男メンバー以外全て女性という桃源郷のような状況が誕生しました。すいません。話がそれましたワインの会でした。メンバーも様々、弊社部長に、外資トレーダー、サーファーにモデル、某外資ファッションブランドの実家がお城のお嬢様、隣に住む自称少年愛に目覚めた怪しいプロモーター、頑なにミネラルウオーターしか飲まない女子高生(というか未成年ですから)、爬虫類好きなチョイ変態が入っている夫婦、カフェを数軒運営するヤンエグ(ちょっと古い表現でした)などなど。

 メニューは美味しいワインと地元江ノ島の干物に漁港に上がったばかりの魚。夏はシャンパンの会、秋はブルゴーニュ、次回はトスカーナナイト、何ヶ月かに一度の集まりですが、みんな時間を遣り繰りして参加してくれます。参加費はお気に入りのワイン1本を持ってくること、後は楽しい会話と時には出会い。今では「湘南ワインの会」に続き「東京ワインの会バージョン」を企画しております。

 そんな私の今の夢はソムリエになることです、なんて言うつもりは全くありません。ただただ美味しいワインが飲めればいい。美味しいワインと楽しい語らい、これが私のマイブーム1です。

桜の木の下での「野外ワインの会」です。どうして外で飲むと美味しいんでしょう。ただ今会員募集中!
桜の木の下での「野外ワインの会」です。どうして外で飲むと美味しいんでしょう。ただ今会員募集中!


 
 マイブーム2

 次なるマイブームは散歩です。始まりは今から4年前、湘南にカフェをプロデユースした際、「近所の方達と何か触れ合いを持ちたいな」と企画したのが散歩の会でした。海の近くのカフェでしたので、カフェに集合、海岸線を散歩して、またカフェに戻って来てコーヒーブレイクというのがパターンでした。会費はコーヒー代のみ。当時まだ0歳で歩くことも出来なかったメンバーのお子さんも今や4歳、いつも先頭を歩くのではなく、走っています。まさに時代と歩く、大袈裟ですね。

 当時、会社を引退された方がいました。その方は奥様に言われ参加されました。最初は不承不承といった感じだったとお聞きしました。散歩の会?なんとなく老人の会じゃないの?その方は以前にも散歩の会に参加され、その会が老人ばっかりで嫌気がさし、直ぐに止めてしまったそうです。ところが私たちは0歳の子供から主婦、学生、サーファーなんでもありの世界。その雑多(笑)な感じがとても気に入っていただいたようでした。

 またある女性は事故に合われ、植物人間になるかも知れない危機を乗り越えての参加でした。最初その方がカフェの扉を押した時、足にはギブスがありました。「私のような者でも散歩していいでしょうか?」というのが第一声でしたが、「こっちも気にしないから、付いてこれるなら参加しなよ」と言って参加が決まりました。

 時と共にその女性歩く速度が早くなっていきました。最初の頃、皆で速度を合わせるとそれはそれでかえって彼女も気にしてしまうだろうと普段通り散歩しましたが、気が付くとメンバーの誰かが彼女の速度で一緒に歩いている姿がありました。彼女は当初、不自由な足を保護するために専用の靴を履くことを余儀なくされていましたが、時は経ち、「普通の靴を履けるようになりました。銀座に行こうと思います。銀座で素敵な靴を売っているお店を教えてください」と言われ、4丁目のワシントン靴店を教えたことを鮮明に覚えています。

 散歩する以外全く関係のないメンバーが唯一イベントを開いているのが花見の散歩です。普段は海岸線を歩いて解散ですが、この日だけは川の辺を歩き、桜が咲く場所を目指します。その日だけはモーニングコーヒーがモーニングビールになり、皆気持ち良さそうに歩いて帰途につきます。もうすぐ5回目の桜の季節が来ます。

 寒い冬の朝など「かったるいからもう止めよう」なんて気持ちにも正直なります。でも楽しみにしてくれる方が1人でもいると思うと不思議とちゃんと起きることができるんです。ある日その引退された方の奥様に会いました。「ぜひ御夫婦で参加してください」とお願いすると「あの会は主人の楽しみなのでとっておいてあげたい。主人は日曜の朝だけは早起きです、そしてとっても楽しそう。いつまでも続けてください」とお話しされました。

 0歳の子供は歩くようになった散歩の会の歴史ですが、会社を引退された方が最近何故かとっても元気になっていくような感じもする散歩の会が私のマイブーム2です。

週末 江ノ島をバックに散歩の図、みんなだらだら歩いています。早朝の散歩の後のコーヒーはまた格別でえす。
週末 江ノ島をバックに散歩の図、みんなだらだら歩いています。早朝の散歩の後のコーヒーはまた格別でえす。


 
 マイブーム3

 一番近々のマイブームは It,s a news paper ! そう!新聞です。
 別に新聞なんてブームじゃなくても毎日読んでます、という声が聞こえてきそうです。もちろん私だって社会人の端くれ、「やっぱり日経だよな」と毎朝に日経はここ数年欠かしたことがありません(ここのところ日経新聞のCMいいですよね、女性モデルのせいかな?とってもいい)。

 ちなみに今どのぐらいの数の新聞が発行されているか知ってますか?都道府県にある地域紙だけでも150は超えてますし、業界紙も70までは検索でき、それに日経、朝日や読売、毎日といったメジャー紙が加わると、あっという間に250紙を超えます。まあありとあらゆる新聞がでているんです。そんな私がなぜ新聞ブームなのか?それは数紙同時に読み始めたからです。

 現在購読しているのは日経、読売、神奈川新聞 たまに朝日、なんと1週間に換算すると20部を超える新聞を読む計算になります。なぜ、いかなる理由で数紙を同時に読むのか?それはやはり同じ記事でも新聞によって捉え方が違うからです。関西と関東では野球の記事の扱いが違うのと一緒です。どんなに阪神が負けようがその敗北の中から明日への希望の記事を探す才能はかつてダメ虎時代有名な話でした。

 特にベタ記事の扱いが面白い。海外からの情報は特に僻地な海外は基本的には通信社からの配信でしょう、つまり情報ソースは同じ可能性があります。その微妙な違いが面白い。しかし、やはり海外からの記事は大手には勝てない部分もあります、支局が多いからです。

 朝ズバ!(ミノさんです。最近慣れたせいか面白いです)などでも今日のトップ面はニュースにしますが、ベタ記事がでることは滅多にありませんから、やはりベタ記事の面白さの発見には自分で数紙買うしかないのです。ある情報分析のプロの方が言ってました。

 海外の情報はほぼ新聞のベタ記事でまかなえるし、その精度は高い、かえってトップ面なんて新聞局のカラーが出てしまいますから、客観的でない内容になってしまうそうなんです。また全国紙はどうしてもローカルな話題までは扱い切れない。そこで地域紙の登場です。自分の町ネタが満載、「地元オリジナル劇団熱演」なんて記事には何故かホットします。

 1面を見る限り、戦争、殺人、偽造、粉飾、災害、今新聞もテレビも殺伐とした記事が多い。その中で地域ネタは結構「オアシス」に感じてしまいます。
 でも新聞を数読む理由、もしかしたら、通勤時間の長さかも?1紙だと時間が持たない(結構速読!)、朝の忙しい時間ですが丁度2〜3紙読むのがぴったりの時間。せめて新聞ぐらい隅々までユトリを持って読みたいというささやかな気持ちの表れかもしれません。そんな訳で私もマイブーム3は新聞の多読でした。

前回のエンタメ日記はマンガ本の山、今回は新聞の山、とにかく紙の資源ごみの多い自宅です
前回のエンタメ日記はマンガ本の山、今回は新聞の山、とにかく紙の資源ごみの多い自宅です

※ブーム
・ある物が一時的に盛んになること。急に熱狂的な人気の対象となること
・急に需要が増して価格が急騰すること。にわか景気。「土地−」 (出典/大辞泉)


 

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