コラム *
エンタメ日記
鈴木 重美

一生にうちに人はどのくらい夢を
実現させるのだろう。
私にとってエンターテイメントとは
夢の実現のこと!


第6回
手帳に記した夢の目標がまたひとつ叶いました。
夢の日記
エンタメ日記にて御報告。

 毎年その年が始まると手帳を購入するのは
 社会人としてのルール!

 私は毎年手帳を買っています。そしてもうひとつ必ずすることが私にはあります。それが自分の目標をそのノートに書いていくこと。名付けて「100dream come true」つまり、100の目標を書くのです。しかしこの100というのがなかなか書けません。

 嘘だと思うなら、試しに書いてみてください。「家を持つ」「新車に替え買える」「結婚する」「英会話をマスターする」云々。勢いよく 20から30個ぐらいまではスラスラと書き出していくことができます。しかし50も過ぎると、結構難産になります。書くことに困るといい加減な夢も足していかなくてはなりません。「時間を大切にする」「アエラの表紙を飾る」「ごみは必ず分別する」等々。ぜひ一度御自分の夢を書いてみてください。

 さてここまでは前置きです。すいません。その私の手帳の夢の項目9番目に「ギャラリストになる」という夢を書きました。今年も書きましたが、既に数年来書き続けている夢です。さらに私がこの「エンタメ日記」の執筆に参加させて頂いた初回のプロフィールでも「夢はギャラリスト」と記させて頂いておりました。そしてその夢の一歩を今回スタートすることができました。世界に羽ばたくエンターテイメントチームとして今回とあるプロジェクトに参画させて頂くことになりました。

 9月22日に西麻布にオープンするBAR & GALLERY「FIGURE COMPREX」の中で北原照久氏よりギャラリストの大役を仰せつかりました。北原氏が開設する国内外初のギャラリーということで今後多くのマスコミを賑わすこととなるでしょう。なので詳細はここでは割愛させて頂きますが、私の役目はアーティストの交渉から始まり、実際の販売までギャラリーの仕事がその主な内容です。

 丹青社と北原氏の会社との契約でその業務に当るわけですが、今から開店が楽しみでなりません。日本のオタクカルチャーのシンボルであるフィギュアがアンダーグランドの世界から世界のマーケットに発信できる一役を担いたいと想像しています。

 私は、今回ギャラリストの一歩を踏み出す(気分は劇画調です)にあたり、やはり夢の実現について考えます。夢を見るということは大変素晴らしいです。その夢の実現に、実現リストの書き込みは私にとって大切な出発点といっても過言ではありません。なぜなら人間の脳は想像した以上の実現は無理にできているそうです。それならばでっかい夢、小さい夢を沢山具体的に描き、その夢の実現に向かっていきましょう。エンターテイメントとは夢の産物だと私は思っています。

「私の夢の実現、ギャラリストになること」
(C) shinichi yamashita
「私の夢の実現、ギャラリストになること」
© shinichi yamashita


 
 「マガジンを創ります」

 最初のコラムの続編です。9番目の夢を書いたのでついでに1番目の夢も公開しちゃいます。

 それは「マガジンを創刊する。そして編集長になる!」どうです?何をこいつは言ってるんだ!と言われますか?しかしこの夢も今、実現の手前まで来ています。丹青社と契約させて頂いた際、このtansei.netの編集長の柳原氏とお話しをする機会がありました。私は以前文章を書く仕事をしていたのでぜひこのtansei.netの執筆人に加えてください、と直談判しました。快くお仲間に入れて頂き、こうして雑文を書かせていただいておりますが、ある日我が社が撮影している完成写真のクオリテイの高さに唸ってしまったのです。

 恥ずかしい話なのですが、私はその時プロの撮影する完成写真の素晴らしさに始めて触れることになったのです。通常我々がスチールで使用する施設写真とは比べ物にならないほど素晴らしい写真がそこにはありました。一息感心した後、私は柳原編集長に話しを持ちかけました。こんな最高の写真を使用して、「空間マガジンを創りましょう。」私はその後1年をかけ、出版社と面談をしました。そして我が社の所有する財産であるクライアント様とその最高質の竣工写真を使用する季刊誌の発行の話をまとめることができました。

 タイトルは未定ですが、副題には「デザイナーが最初にスケッチしたデザインとその完成した形(フォルム)を結ぶ」としました。

 私がこの仕事に携わっていて一番感動する瞬間にデザイナーがイメージをまとめるスケッチ画が最終的に建物やインテリアになる立会い人であるという部分があります。そのデザインの誕生から建物への道の解説をしたいと考えたのが、このマガジンのコンセプトになっています。すでにIDSをはじめとしたデザイナーの方のインタビューを進めています。丹青社と出版社のコラボレーションでできる雑誌です。

 もちろん一般書店でも販売しますよ。部数だって、今ここでは断言できませんがいっぱい(?)刷りますよ。さてどうなることでしょう、御期待のほどよろしくお願いします。発売は今年の末辺りを予定してますから、お楽しみに。最後に今年の夢のナンバー1が叶うってなかなかだと思いませんか?自画自賛です。

   

 
 夏にはなぜかイベントが良く似合う

 夏の高揚感がそうさせるのか、それとも単純に夏に体が熱くなるのか、音楽も今夏のサマーコンサートが各地で開催されました。そんなわけで私も今年、横浜と東京の2箇所でイベントの旗振りをしました。もちろん業務としてはイベントがメインではないのでどこまで仕事をするかというのも重要なテーマですし、売上金額も正直微々たるものです。

しかし私はこのイベントをコンテンツを増やす重要なツールと考えています。そしてイベントは多くのシミュレーションを可能にしてくれ、また生のデータを私に残してくれます。
今回のテーマはワークショップでした。夏休みということもあり、可能な限り子供参加のプログラムを用意しました。例えば「子供粘土教室」「子供生花教室(フラワーアレンジメント)」。各教室に先生をアテンドしたり、材料を用意したり結構大変なのですが、大変な思いをした分、このノウハウは次の展開に重要なコンテンツを残してくれました。

 今地方のミュージアムは入館者の減少で大きな岐路に立たされている現実があります。大きな展覧会を実施する予算はないし、このままでは閉館の死活問題にまで発展しそうな勢いです。私はその解決の手法のひとつがこのワークショップにあるのではないかと今回そのトライアルの場としてふたつのイベントを企画しました。得てして、どのワークショップも人気が高く参加の申し込みはあっという間に先着で一杯になってしまうのですが、その中でも人気ベスト3のワークショップをここで御紹介しましょう。


7月26日〜31日 「遊びIQ インミュージアム」(日本橋三越にて)


8月10日〜22日 「遊びのワンダーランド展」(横浜挙屋にて)横浜高島屋にてのワークショップの様子子供向けの生花教室。見てください、この真剣な眼差し!

 まず第3位、「鉄道模型コーナー」これは横須賀に在住の愛好家にお声かけし、Nゲージのセットを会場に持ち込んで頂きました。朝一番に列が出来ました。操縦の操作の仕方を丁寧に教えて頂き、子供達も大喜び。目の輝く子供の姿に単純な仕掛けだけど、人気の絶大さを実感できました。そして第2位は「粘土教室」です。著名な粘土インストラクターの巧みな話術と色鮮やかな粘土のできばえに子供以上に夢中になって作っているお父さん、お母さんがいたりと、これもどの回も満員でした。

 さて輝く第1位は!ジャジャジャ〜ン「人気ロボット パペロ 」ショーでした。提供のNEC社様の御協力もあって開催中に初日と最後の日曜の2回に登場してもらいました。子供達の問いかけに、ちゃんと応えてくれるパペロの姿にイベント会場は黒山の人だかり、改めてロボット人気の高さに驚かされました。愛知万博以降のロボットの未来からは目を放せませんね。そんなことを考えた夏のイベントのひとコマでした。

 


 

このページに掲載の内容、写真などの転用をお断りします。
Copyright 2005 TANSEISHA.co.,ltd.
All right reserved.