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■コラム * ローカルトレンドニュース from sendai 藤田 司宜 仙台市の副都心(2)「長町南」 長町南(ながまちみなみ)は地下鉄南北線の南の最終駅(富沢駅)の一駅前に位置している。仙台駅までは地下鉄で約10分、コンパクトシティ構想を掲げる仙台市のモデルケース地区になっており、隣接するJR長町駅の高架化に伴う再開発地区(総事業費1300億円)としても、近年注目されている。 私自身も長町南に住んで約3年となるが、とにかく街がどんどん変わっていくのが印象的である。公共施設は、富沢遺跡の上にそのまま建物が建っている「仙台地底の森ミュージアム」というユニークな施設のほか、ここ数年で「太白図書館」「文化センター(楽楽楽ホール)」「ペアーレ仙台」(社会保険庁が運営している健康センター)ができるなど、急速に整備されつつある。 また、人口の増加も著しく、商業施設の進出も活発だ。なかで最も集客が多い施設が、1997年に出店した「ザ・モール仙台長町」である。同施設は店舗面積が約5万平方メートル、本館(3万1603平方メートル)とpart2(1万9515平方メートル)に分かれている。地下鉄長町南駅に直結しながら、駐車台数は合計2800台もあり、3時間までの駐車利用は無料となっているため、商圏も広く、ウィークデーには市内はもちろん、隣りの名取市、岩沼市からの来店も多い。 テナント構成として、本館には西友のほか、紀伊国屋書店、コムサイズム、ゼビオスポーツ、NEXT(イギリスカジュアル)、WAVE(音楽)、エディバウアー(アウトドア)、LLビーン(アウトドア)、ディズニーストアなどの大型テナントを含め、約123テナントが出店。また2001年12月にオープンしたpart2にはMOVIX仙台(シネコン)のほか、フランフラン(雑貨)、ライトオン(ジーンズカジュアル)、無印良品、島村楽器、レシピエ(紅茶・中国茶)などが出店しており、とにかくここに来れば何でも揃うという印象だ。 今後、近隣ではイオン(JR長町再開発)、ダイエー(名取市)などの出店計画はあるものの、地下鉄駅に直結した立地をもつこの施設に対しては、何らかの対抗策を持たないと売上げ確保はむずかしいだろう。むしろ、みやぎ生協富沢店、ユニクロ長町南店、ウジエスーパー長町店、地元飲食店など、スーパーマーケットや郊外型専門店が予想以上の売上げであり、しばらくはこうした店舗の進出が続きそうだ。 (ふじた つかよし/丹青社 東北支店)
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