| ■コラム * ローカルトレンドニュース from sendai 藤田 司宜 ピーチ・ジョン・ザ・ストアズ 「ピーチ・ジョン・ザ・ストアズ」が今、元気である。同社は平成6年、インポートランジェリー(輸入下着)の通信販売を仙台からスタートし、2001年6月現在、全国主要都市で12店舗の直営店を展開している。 業界1位のワコール(売上高1140億円/対前年比94.7%)や2位のトリンプ・インターナショナル(売上高395億円/対前年比106.3%)に比べると、売上高は102億円と業界10位にはとどまるものの、対前年比の伸び率は140.4%と業界最高の伸びを誇っている。 男性の場合、なかなか商品を見る機会がない!?が、イメージキャラクターとして今年から「吉川ひなの」を起用しているため、CMは見たことがある人も多いと思う。 10代後半〜20代の女性から圧倒的な支持を得ており、カラーバリエーションが非常に豊富。中心価格帯もワコールなどの国産メーカーのブラが4,000円〜7,000円なのに対し、1,800円〜3,800円と手頃な価格の商品を揃えている。 しかし、同社を特徴付けるポイントはイメージ・価格もさることながら、通信販売と店舗をミックスアップした業態にある。通信販売のメリットは「価格が安い」「商品のバリエーションが豊富であること」があげられるが、一方で「商品を試すことができない」「すぐに購入することができない」などのデメリットもある。そのデメリットを店舗展開することで補い、上手く相乗効果をあげている。 また販売手法についてもセルフフィッティング(自分で合わせる)・セルフセレクション(自分で選ぶ)を行い、利用客の好評を得ている。内装はピンクを基調としたゴージャスな雰囲気。梱包の時にはピーチのポプリを入れ、お買上げ3,000円以上で石鹸をプレゼントするなどの配慮も好評である。 今後のライバルは国内ではなく、GAP(GAPジャパン)に続き日本進出を狙っているアメリカのヴィクトリアズ・シークレットになるかもしれない。しかし、世界中から商品を買い付けている商品企画力を生かし、ネット販売への対応を進めてゆけば、さらなる飛躍が見込まれそうである。 (ふじた つかよし/丹青社 東北支店)
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