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コラム * ローカルトレンドニュース
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菅野 浩史

意外に「アツい」。東北の夏


 南の方から、徐々に梅雨到来のニュースが聞こえ始めて参りました。仙台の梅雨は長く、梅雨前と比べてもグッと冷え込む事から、梅雨が明けるまで暖房器具を片付けられない人も居る程です。

 そして梅雨が明ければ暑い夏がやってくる訳ですが、今年4月に新登場した「猛暑日」と言う呼び名、みなさんはご存知でしょうか。
 「1日の最高気温が35℃以上を超えた日」が気象庁の定めた「猛暑日」の定義なのですが、この言葉が生まれた背景には、近年特に叫ばれる様になった平均気温の上昇、地球温暖化現象が背景にあります。この10年間の大都市圏(東京・大阪・名古屋・福岡)での1日の最高気温が35℃以上を超えた日数が、なんと30年前の3倍以上になっているそうです。

 一般的に東北地方は「冬にあれだけ寒いから、夏は涼しいでしょ」と思われています。決して間違いではないのですが、一部地域においてはその常識が通用しないのです。

 各都市のこの10年の「猛暑日」日数を調べてみますと、やはり多いのが名古屋、大阪で年平均10日を超えます。想像以上に少ないのが福岡、沖縄で、福岡で年平均約3日、沖縄(那覇市)は平均0・3日、つまり3年に1回しか猛暑日がないのです。

 そして東北のなかでも猛暑地域とされている山形は、なんと東京・静岡を超える年平均5日と言う結果を出しています。

 ご存知の方も多いとは思いますが、山形市のような盆地では周囲の山岳が気温の上がった空気と外部の空気が混ざり合うのを防ぐため、高温がその場に留まりやすいとされています。東北地方には山岳地帯も多く、古くからの都市の多くが盆地に造成されているため、「東北なのに意外と暑い」となるわけです。

 ただし、「アツい」のは気候のせいだけではありません。東北を代表する各地の祭りは夏に集中しており、普段は大人しい(?)東北人がここぞとばかりにハジける熱気が東北の夏を熱くさせているのです。

 ちなみに私のお薦めは福島県・相馬野馬追祭りと秋田県・大曲の全国花火大会ですね。ご興味をもたれた方は是非お調べになって、アツい東北を体験してください!

(かんの ひろし/東北支店)
 

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