コラム * ローカルトレンドニュース
from sapporo
今堀 仁
 
がんばれ!北海道 さっぽろ雪まつりは世界最大級


 今年もさっぽろ雪まつりが、2月5日から11日まで開催された、来場者数は残念ながら記録更新とは行かなかったようで期間中約223万人の来場だったようだ。
 会場は3カ所に分かれており、ロンドンの大英博物館、中国の故宮博物院などの大雪像や各テレビ局主催のイベントが多く開かれる「大通り会場」滑り台など、どちらかといえば小さい子供向けの雪像がメインの「真駒内会場」氷像が中心で大人のムードたっぷり、特に夜間のライトアップされた像が美しい「すすきの会場」となっており、それぞれ札幌駅から地下鉄で5〜10分程度でまわる事ができるため、その気になれば1日で十分まわれるアクセスの良さである。
 
 雪まつりを目当てに毎年すごい数の観光客きているが数年前からちょっと変わった傾向が出てきているようだ、開催前々日あたりから札幌に入り製作期間中に会場におとずれ、開催初日に帰るといった人たちが増えているとのことである、実は雪像製作中はロープが張られ会場に入れないようになっているが、前日に最終準備もあってか解放?(主催者側はそのつもりはないかもしれないが…)されている部分もあり、地元の人間は空いているそのときに見る人も多い。また開催後になんと「雪像解体ツアー」なるものも大手旅行会社によって組まれ、これが結構な人気で今年の解体初日は100名以上が訪れたとのことである。料金が開催中の3〜4割ほど安いということもあり、年々人気が出てきているようだ(開催前後も人数に入れると毎年記録更新だ)。これも今の社会状況を物語っているのであろうか。
 
 大学生によって始まり、かなり有名になった「よさこいソーラン祭」と同じようにさっぽろ雪まつりも始まりは地元の中・高校生たちの手によって作られた6つの雪像からである、今では1年前に予約しなければホテルがキープできないほど、世界的な大イベントとなっている。国や自治体に頼らずみんなで元気を取り戻しましょう、がんばれ!北海道。
 
(いまほり ひとし/(株)丹青社 札幌支店 デザイン課)
 

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