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■コラム * ローカルトレンドニュース from sapporo 久野 幸彦 「自分で輝け!! フレーフレー北海道!」 タスコシステムのラーメン店オープン 東京では、札幌のタスコシステムの店といえば、居酒屋「北前そば高田屋」が有名だ。そばの高田屋や中華レストラン「暖中」など多彩な業態で一世を風靡して、札幌市内と首都圏で、すでに直営・FCで70店舗以上を経営している。昨年夏には、上野の鈴本演芸場のビル飲食フロアに丸ごと出店した。現在の北海道の経済状況では珍しい、まさに「東京を狙っている飲食業」である。 その新しい業態が新聞に載った。「新たにラーメン店とハンバーグ店の多店舗展開に乗り出すことを明らかにした。ラーメン店は『くら吉』の店名で四日、札幌市手稲区に一号店を開店させ、当面は道内を中心に展開する。ハンバーグ店は四月をめどに首都圏で出店する。」(北海道新聞3月3日) ハンバーグ店は首都圏展開だから、道内の人はあまり出会うチャンスはない。しかし、一方のラーメン店は違う。 ご存知の通り、北海道の人間はラーメンの好みに殊ほど厳しい。タスコが札幌をターゲットとして、ラーメン店を作るのだからこの業界だけでなく、ラーメン通が皆楽しみにしている。(一方で、こけることを楽しみにしている人もいるだろうが) タスコシステムの戦略は、徹底したロープライス戦略とそれを支えるローコストな店舗運営、ベンチャーリンク社と組んだFC店舗の展開、不採算店舗の予測によるスクラップアンドビルドの徹底である。 今回の「くら吉」でも低価格は踏襲されており、しょうゆラーメンが550円で提供されていて、この価格は市内のラーメン店の平均価格の7割5分くらいだろうか。ただでも経営が苦しい道内の飲食店の業界はショックが続く。 ユニクロのSCM戦略など、上場を狙うベンチャー企業はいずれも、IT化した武器を持っている。タスコでも、バックヤードではそれなりに自動化は進めていたのだろうが、それだけで経常利益6〜7%以上(と予測している)を確保することはできない。タスコシステムが何を武器にしていくのかじっくりと見ていきたいと思っている。 (ひさの ゆきひこ/丹青社 札幌支店 支店長) このページに掲載の内容、写真などの転用をお断りします。 Copyright 2001 TANSEISHA.co.,ltd. All right reserved. |