コラム * ローカルトレンドニュース
from sapporo
小山田 実
 
冬のさっぽろはアートに染まる


 関東地方では「春一番」の風が吹いたとTVで報道されていました。もう春ですか・・・。
北海道ではどこを見ても雪、吹雪、豪雪でございます。冬の中でも寒さがいちばんきびしい真冬の真っ直中です。
さて、こんな時期だからこそ、道産子ならではの、通な心温まる冬の楽しみ方をご紹介したいと思います。札幌近郊には、文化・芸術を堪能する施設が充実しています。屋外型の施設は冬期間閉鎖されていると思われがちですが、思い切って足を運びましょう。雪国ならではの芸術鑑賞が堪能できます。
 
  雪の札幌、芸術の森
雪の札幌、芸術の森
   札幌市内から、地下鉄とバスを使って50分少々。屋外で彫刻鑑賞を楽しめる「札幌芸術の森」があります。ここでは、野外美術館を冬季無料開放しており、来館者の方々に「かんじきウォーク」なるものを提案しています。「かんじき」を履いて道無き道を突き進み、しんしんと雪が降り積もる冬の真っ白な森の中にたたずむ彫刻を鑑賞する。音が雪に包まれた静寂感。彫刻を包み込む雪と調和した作品が見ものです。雪の中を歩いて心地よい汗をかいた後は、センター内のレストランで休憩。これで身も心もリフレッシュ。ちなみに「かんじき」は無料貸し出ししています。
 
 お次は、以前にもご紹介したことのある「モエレ沼公園」に行ってみましょう。ここは去年オープンしたガラスのピラミッド「HIDAMARI」へ雪が降っている時にいくのがお勧めらしい(?)です。実は雪が降っている時に私は訪れたことがありません。ガラス内部のアトリウムの中から降り注ぐ雪を見ていると、とても神秘的な情景に魅了されるそうです。この施設内には他に「イサム・ノグチギャラリー」やフランス料理のお店もあります。またまた人から聞いた話ですが、こちらでは公園内を散策する歩くスキーを無料貸し出ししているそうです。北海道の冬を満喫ですね。
 
 いかがでしょうか、毎年開催される「さっぽろ雪まつり」で賑わう2月の札幌。これが終わると春を待つばかりなんて思う方もいるでしょうが、まだまだ北海道の長い冬は終わりません。今からでもこんな楽しみ方を堪能することが可能です。皆さん、これからの時期、北海道へ出掛けてみませんか!
 
(おやまだ みのる/(株)丹青社 札幌支店 デザイン課)
 

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