鈴木悟史(秋編) 画:長尾あゆみ 
コラム * ローカルトレンドニュース
from osaka
鈴木 悟史

秋の新築物件のご案内



 大阪に新たな商業施設がまたまた誕生いたします。大阪駅の北東の位置に現在建築中のNu茶屋町です。梅田界隈では、再開発が急ピッチで進んでおり昨年の西梅田に引続き東梅田の顔となる商業施設です。10月20日のオープンと聞いておりますが、この原稿を書いている今(8月中旬)はテナント工事真っ盛りです。私も微力ながら携わっておりまして、気が気ではない状況です。
 もともと、この東梅田周辺は路面店が多く東京で言えば裏原宿的な街なのですが、そこに地上9階、物販店約60件、飲食店約15件の複合商業施設が登場いたします。昨年あたりから関西、特に大阪の新築案件が増えてきており関西経済も上向いてきております。
 これから秋の旅行シーズンを迎えますが、紅葉のみならず大阪の新しい施設をぜひ見に来てください。多分、タイガースの優勝も決まっている頃でしょう。大阪を堪能頂けると思います。

 しかし、一昨年のなんばパークス、昨年のハービスエントもそうですが、出店される顔ぶれはやはり東京資本の会社が圧倒的に多いのが現状です。観光地京都でも例外ではく、繁華街や嵐山・清水といった集客力のあるエリアには東京資本の企業が進出し続けております。
 せっかくの観光が、ホテル・飲食・買い物すべてを東京資本の企業がカバーしてしまうという現象が起こり得ます。勿論これは関西だけではなく他の地方も同様だと思われます。その土地の本来の文化や風土に触れず、マニュアル化され記念写真を撮るだけの「なんちゃって観光」に満足していませんか?確かに、せいぜい2泊3日くらいの旅行であればあらかじめマニュアル化された方がお手軽ですが、それも少し寂しい気がします。

 ゆっくり出来る時間があればなあ、というのが本音でしょうが、この秋はモアディープな大阪をぜひとも肌で感じてください。

(すずき さとし/(株)丹青社 関西支店)

 

このページに掲載の内容、写真などの転用をお断りします。
Copyright 2005 TANSEISHA.co.,ltd.
All right reserved.