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■コラム * ローカルトレンドニュース from nagoya 遠田 康一 大地底都市 名古屋に来てもう一年になるが、何度行ってもやっぱり驚いてしまう場所がある。それは、地下街だ。 東京にいても新宿や渋谷の地下街はあるが、名古屋の地下はとにかく広い。名古屋駅と栄駅に地下街が発達しているのだが、この二駅だけで十七個もの商店街が存在する。そしてなんと総面積十七万m2、名古屋ドーム三・五個分の広さというから驚きだ。 栄の地下には、食堂から洋服屋から薬局からCDショップから、なんでもある。しかし似たような造りの店ばかりで新参者には少々わかり辛い。そこで起点となるのが、クリスタル広場の噴水だ。ここは待ち合わせスポットで、東京でいうハチ公前にあたる。地下に噴水があるのも驚きだが、なんと日産ギャラリーもある。以前、地下鉄はどこから入れるのか、という漫才があったが、「車もどこから入れるんでしょうねぇ」とギャラリーを通り過ぎるたび首を傾げてしまう。 休日に地上を歩いていても、それほど人は多くないのに、地下に潜ってみると人がワンサカいるのだ。誰かが、名古屋人は地底人だと言っていたが、なるほど頷ける。 聞くところによると、名古屋の学校では、七不思議の一つとして『地底人説』があるらしい。「体育館の倉庫が地底とつながっていて、一人でいると引きずり込まれる」とか、そんな感じだろうと思うが、さすが土地柄。あれだけ地下街が発達していれば、小学生がそう考えるのももっともだ。東京に地底人はいなかったなあ。 地下といっても暗い雰囲気は全くなく、夏涼しく?冬暖かいので、これが快適なのだ。しかし地下街がこれほどまで発達したばっかりに、地上があまり発達していないという、ちょっぴりセンチな事実もあるようだ。 しかし、名古屋の地下を調べている間に衝撃的な事実に出会った。これほど広い!凄い!と言っておきながらなんなのだが、地下街の面積は東京・大阪についで三位だと言うのである。びっくりした。名古屋の地下街は日本一だと、ネットやガイドブックに書いてあるのに。 しかし!名古屋の地下街は、日本で初めてのショッピング地下街として誕生し、その上地下街の歌まであって、一番なんじゃないか、と思わせる勢いを感じる!ということで、やっぱり名古屋の地下街は日本一なのである。 (おんだ こういち/(株)丹青社 名古屋支店) このページに掲載の内容、写真などの転用をお断りします。 Copyright 2005 TANSEISHA.co.,ltd. All right reserved. |