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■コラム * ローカルトレンドニュース from nagoya 遠田 康一 永久凍土からこんにちは 2005年3月25日ついに愛知万博「愛・地球博」がスタートする。 35年前大阪の地で、月の石に宇宙への夢を描き、最先端の技術に心躍らせた子供たちは、皆大人になった。 そして今年、一万八千年間永久凍土に眠り続けていたロマンが、名古屋で目を覚ます。 「ユカギルマンモス」だ。 ロシア連邦サハ共和国の北端のユカギル村付近で発見されたから、ユカギルマンモス。 毛が生えていて、まぶたも耳もある本物のマンモスの頭部・左前肢が愛知万博で見られるのだ! 何てすごいんだろう。幼いころ象になりたかった僕にとって、今までに無かった大事件だ。 「はじめ人間ギャートルズ」で輪切りが美味しそうだった、あのマンモスにもうすぐ出会える。 大きさは意外にも、アジア象と同じくらいだということだが、そんなことは問題ではない。 その円らな目で一万八千年前の風景を見、その長い鼻で一万八千年前の空気を吸い、 その大きな足で一万八千年前の大地を踏みしめていたんだと想像するだけで、背中がよじれるくらいわくわくする。 しかも当然ながら、特殊な保存技術などではなく、ただ凍っていただけだ。 そこがまたいい。そして、それを最先端技術で解析していく様は、古代と現代の華麗な合わせ技だ。 この機会を楽しまない手は無い。 そこで、皆さんに「愛・地球博」に向けて、ユカギルマンモスを身近に感じ、 期間中楽しむ方法をご紹介するので、是非実践していただきたい。 それは、「凍った状態」のことを「ユカギル」と言ってみるのだ。 例えば「冷凍エビフライ」は「ユカギルエビフライ」。 「ちょっとこのお肉凍らせといて」は「ユカギっといて」となる。 ユカギルという言葉を使うたびに、『ああ、一万八千年も凍っていたんだね、ユカギルマンモスちゃん。』 としみじみし、期待も深まるに違いない。 僕のような象好きも、そうでない人もこの機会を逃さず、愛知万博に足を運んでほしい。 人々の放つ興味と期待の熱気で、「ユカギってないマンモス」にしてしまおうではないか。 (おんだ こういち/(株)丹青社 名古屋支店) このページに掲載の内容、写真などの転用をお断りします。 Copyright 2005 TANSEISHA.co.,ltd. All right reserved. |