
■ケーススタディ
大阪駅西高架下に誕生した『現代の横丁』
梅三小路
西日本旅客鉄道(株)(JR西日本)グループの(株)ジェイアール西日本デイリーサービスネットは2005年9月22日、JR大阪駅桜橋口から徒歩1分の大阪駅西高架下に商業施設「梅三小路」をオープンした。
大阪駅南西に位置する西梅田地区は、旧国鉄南コンテナヤードの廃止と阪神電鉄本線の地下化に伴い、JR・阪急・阪神・地下鉄が乗り入れる一大ターミナルである「大阪駅前」に相応しい文化・国際・情報の都市機能の強化に資する拠点を形成するため、その周辺地区を含め、1990年代後半から開発が進行。大阪駅桜橋口と西梅田地区の間は近年、多くの人が行き交っている。
梅三小路は、JR西日本による大阪駅改良に伴い開発されたもので、開発地である大阪駅西高架下が大阪駅と西梅田地区の中間地点に位置することから、周辺地区に不足する飲食業態を補完することを目的に「低価格で気軽にくつろげる食空間」の創出を図った。
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JR大阪駅桜橋口を出た横断歩道の先が「梅三小路」のエントランス |
また、目的性・集客力の高い大型コア店舗として「ソフマップ」を導入することで、相乗効果を発揮している。
環境演出では『現代の横丁』をコンセプトに、「人々の会話が生まれる場所」「心の潤い、安らぎ感のある場所」といった現代の都市生活者に不足している環境に、「現代の感覚や志向」をプラスすることで?新しい商業空間"を具現化。都会の表通りから横に入った交流の路である『現代の横丁』は、?人々の交流が自然と発生する場"として素材感や空間構成にもこだわり、「にぎわい」と「ふれあい」を生み出すコミュニケーションストリートを目指す。
施設名は、人々に親しまれ認知されやすい日本語表記で、施設の所在地を連想しやすい呼称にするという観点から開発地の「梅田3丁目」を略した『梅三』をキーワードに設定。さらに、東西に通る「ストリート」や多様な店舗構成による「街の界隈性」、飲食業態が提供する「会話のはずむ交流空間」などの開発特性から『小路』というキーワードを付加し『現代の横丁』として個性的であたたかい街をイメージさせている。
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(左)●大阪環状線の高架下に約5,000m2の規模で展開
(右)●喫茶系の店舗をエントランス周辺に配置 |
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| ランチタイムにリーズナブルな価格設定のセットメニューを提供するなど、"気軽にくつろげる食空間"を創出 |
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(左)●目的性の高い「ソフマップ」が集客装置として機能を発揮
(中)●館内3か所にモニターが設置され、各店舗の案内などを流す
(右)●「洋」のイメージの環境の中に「和」のイメージの店舗が展開。「洋」と「和」がミックスした"現代的な横丁"となっている |
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(左)●オオサカガーデンシティ側のエントランス。"都会の表通りから一歩入った横道"のイメージで都会生活者に「心の潤い」や「安らぎ」を与える
(右)●大阪駅とオオサカガーデンシティを結ぶ通り抜け道としても利用されるなど、1日の通行量は多い |
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(左)●サービス機能として配した「QBハウス」は、(株)ジェイアール西日本デイリーサービスネットが直営で展開
(右)●梅田界隈に店が少ない「たこ焼き」「お好み焼き」を"大阪の味"として導入 |
データ
| [所在地] |
大阪府大阪市北区梅田3-2-136 |
| [オープン] |
2005年9月22日 |
| [開発・運営] |
(株)ジェイアール西日本デイリーサービスネット |
| [敷地面積] |
約5,020m2 |
| [構造・規模] |
RC造(一部S造)・地上1階建 |
| [延床面積] |
約4,740m2 |
| [営業面積] |
約2,800m2 |
| [店舗数] |
17店舗(飲食15店舗、物販1店舗、サービス1店舗) |
| [営業時間] |
飲食:7:30〜23:00
物販:11:00〜21:00
サービス:10:00〜21:00
※店舗によって一部異なる |
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