ケーススタディ

千葉ニュータウンの"魅力ある街づくり"を進める
「賑わい」創出型のショッピングセンター

 
牧の原モア


 豊かな自然環境と高水準な住環境をもつ東京のベッドタウンとして整備が進む千葉ニュータウンに10月7日、ショップ、レストラン、アミューズメントを複合したショッピングセンター「牧の原モア」がオープンした。
 京成線・都営浅草線と相互乗り入れを行う北総鉄道の印西牧の原駅前に展開する同SCは、「デイリージョイゾーン」「ライフスタイルゾーン」「アーバンアミューズメントゾーン」の3つのゾーンで構成。
 デイリージョイゾーンは、2月11日に先行オープンした家電量販店「ヤマダ電機 テックランド千葉ニュータウン店」のほか、バラエティ雑貨「ザ・ダイソー」や食品スーパー「ヤオコー」など、日用品を扱う大型専門店を中心に配置している。
 またライフスタイルゾーンは、婦人服「ハニーズ」や生活雑貨・衣料「ボザール」などオリジナリティが溢れるファッション専門店やこども写真館「スタジオアリス」、英会話スクール「NOVA」などのサービス店舗のほか、カジュアルレストラン「菜々畑」や回転寿司「すし勢」、コーヒーショップ「タリーズコーヒー」などワンランク上の演出をリーズナブルに提供する飲食店舗に加え、バラエティ豊かなメニューを揃えるフードコートを設置。
 アーバンアミューズメントゾーンには、ボーリング&アミューズメントの「アミューズメントシティ ラクゾー」を導入したほか、天然温泉を活用したリラクゼーション施設「アジアンスパ ヒーリングヴィラ印西」が12月15日に開業する。
 牧の原モアの事業主体は、千葉ニュータウン地区の都市機能の充実を支える業務を行なうために、1989年に設立された第三セクターの(株)千葉ニュータウンセンターで、同社がこのような大規模商業施設の運営まで行うのは、これが初めて。
 印西牧の原駅周辺には、すでに、シネマコンプレックスを併設する大型ホームセンターが展開するほか、アウトレットを中心としたバリューモールが07年3月に開業を予定するなど商業集積が進行。
 さらに、北総鉄道を経由して成田空港と東京都心部を結ぶ「成田新高速鉄道」が10年に開業を予定するなど、千葉・北総地域の流動の拠点として、今後の発展が注目されている。

商業集積が進む北総鉄道印西牧の原駅前に9.3haの敷地に展開 ショップ、レストラン・アミューズメントの複合により千葉ニュータウンの"賑わいの創出"を目指す 家電量販店「ヤマダ電機 テックランド千葉ニュータウン店」は今年2月に先行オープン
(左)●商業集積が進む北総鉄道印西牧の原駅前に9.3haの敷地に展開
(中)●ショップ、レストラン・アミューズメントの複合により千葉ニュータウンの"賑わいの創出"を目指す
(右)●家電量販店「ヤマダ電機 テックランド千葉ニュータウン店」は今年2月に先行オープン

デイリージョイゾーンは、日用品を扱う大型専門店を中心に配置 ライフスタイルゾーンの中央部に設けられた「陽の広場」 ガラス張りの天井から太陽光が降り注ぐなど開放感を演出
(左)●デイリージョイゾーンは、日用品を扱う大型専門店を中心に配置
(中)●ライフスタイルゾーンの中央部に設けられた「陽の広場」
(右)●ガラス張りの天井から太陽光が降り注ぐなど開放感を演出

デイリージョイゾーンからライフスタイルゾーンに向かうスペースに設けられた噴水では水遊びをする子供たちの姿も見受けられる フードコート「ラーバンキッチン」。ラーバンは「ルーラル(田園的)」と「アーバン(都会的)」の合成語で、千葉ニュータウンにおける"街づくり"のビジョンでもある 天井の照明演出などでスタイリッシュなイメージを演出
(左)●デイリージョイゾーンからライフスタイルゾーンに向かうスペースに設けられた噴水では水遊びをする子供たちの姿も見受けられる
(中)●フードコート「ラーバンキッチン」。ラーバンは「ルーラル(田園的)」と「アーバン(都会的)」の合成語で、千葉ニュータウンにおける"街づくり"のビジョンでもある
(右)●天井の照明演出などでスタイリッシュなイメージを演出

飲食店はワンランク上の演出をリーズナブルに提供する店舗を揃える アミューズメントシティ ラクゾーは、昼はファミリーが楽しめる明るい空間、夜は大人がゆったり楽しめるサロン空間を提供 12月のオープンに向けて建設が進む「アジアンスパ ヒーリングヴィラ印西」。手前はヒーリングヴィラがプロデュースするアジアン雑貨ショップ「ヒーリングヴィラ アジアンモダンインテリア」で、ヒーリングヴィラのオープンまでは同施設のインフォメーションセンターも兼ねる
(左)●飲食店はワンランク上の演出をリーズナブルに提供する店舗を揃える
(中)●アミューズメントシティ ラクゾーは、昼はファミリーが楽しめる明るい空間、夜は大人がゆったり楽しめるサロン空間を提供
(右)●12月のオープンに向けて建設が進む「アジアンスパ ヒーリングヴィラ印西」。手前はヒーリングヴィラがプロデュースするアジアン雑貨ショップ「ヒーリングヴィラ アジアンモダンインテリア」で、ヒーリングヴィラのオープンまでは同施設のインフォメーションセンターも兼ねる

(株)千葉ニュータウンセンター
代表取締役社長  椎名 賢

「牧の原モア」の運営を通じて
地域に愛され、親しまれる会社にしていきたい

椎名氏


千葉ニュータウン事業は、船橋市、印西市、白井市、本埜村、印旛村の3市2村にまたがる1,933haを事業区域に千葉県と独立行政法人都市再生機構の共同施行による新住宅市街地開発事業として、1967年にスタートしました。計画人口は15万3,000人ですが、居住人口は現在のところ、約8万人となっています。
  (株)千葉ニュータウンセンターは、千葉ニュータウンならびに周辺地域住民の生活・居住環境の維持・向上を目的に県、再生機構および関係各社が共同出資して設立された第三セクターで、商業施設については、北総鉄道千葉ニュータウン中央駅前の飲食店を中心とした商業施設「アルカサール」や、ジャスコを核店舗に約50の専門店が入居する千葉ニュータウン最大のショッピングセンター「ラーバンピア ジャスコ ショッピングセンター」などの建設・管理を行っています。
「牧の原モア」の開設は、千葉ニュータウン駅前地区の商業集積とは異なる"賑やかさ"を印西牧の原駅前に創出し、「あそこに行けば何か面白いことがある」「そういう街にぜひ住んでみたい」というイメージを醸出することで、千葉ニュータウンの事業者である県と再生機構が進める"魅力ある街づくり"に、少しでもお手伝いすることが、私どもの役割と考えたものです。
「牧の原モア」は、物販や飲食のみならず、天然温泉とアジアのさまざまな温浴文化を融合させた本格的リラクゼーション施設も複合していますが、こうした商業施設は全国でも珍しいのではないでしょうか。私は「商業もいまや観光の時代」と考えておりますが、周辺の観光スポットとネットワークを組んでいくことで、多くのお客様が「牧の原モア」にお立ち寄りいただければと思います。
  また「牧の原モア」の運営を通じて、千葉ニュータウンセンターをより地域に愛され、親しまれる会社にしていきたいと考えております。


 
関連サイト:
ショッピングセンター 牧の原モア

データ 2005年12月
[所在地] 千葉県印西市草深字原2072
[事業主体] (株)千葉ニュータウンセンター
[敷地面積] 9.3ha
[構造・規模] S造平屋建(一部2階建)
[店舗面積] 38,200m2
[施設内容] 物販18店舗、飲食5店舗、フードコート8ブース、サービス・アミューズメント6店舗
[駐車場] 1,400台
[休業日] 年中無休

このページに掲載の内容、写真などの転用をお断りします。
Copyright 2005 TANSEISHA.co.,ltd.
All right reserved.