|
湘南ラー戦 −ムジャキフーズの戦略 修業を重ねた5人のラーメン職人が味を競い合う「湘南ラー戦」が2005年7月16日、神奈川県茅ヶ崎市の複合商業施設「茅ヶ崎サティ」の2階レストラン街にオープンした。
湘南ラー戦には、「空」「海」「山」「風」「火」の5つのブースが設けられ、"板長"と呼ばれる5人の職人が、他にないオリジナルのレシピによるラーメンを提供。年4回行われる利用客による「人気投票」により5人の職人の順位を決定し、1年を通じて1位の座に君臨した職人には、賞金と自店を与えるという栄誉が与えられる。
同施設を展開する(株)ムジャキフーズは、"店主の育成と再生を支援する総合外食企業"として、独立を希望する社員を「個人事業主」に育成し、"自分の店をもつ"という夢を実現させる「トラスト方式」と呼ばれる独自の店舗運営システムを導入していることで知られている。
ムジャキフーズの「大将選挙」は、ポイント制とかではなく、○×(マルバツ)式で行っています。「大将」になる人を、そうした○×式の選挙制で決定している理由は、周りの仲間から○をもらえない人は、仮に自分の店を出したとしても、お客様からも○をもらうことはできないと考えているからなのです。
ですから選挙は非常にシビアで、年齢や勤続年数、経験や実績、性別などは一切関係がありません。いま大将で最も若いのは22歳ですし、入社して2か月で当選している者もいます。逆に、最も年齢が高いのは63歳ですが、63歳でも体力的にまったく問題ありません。 大将選挙は一度落ちても何度でもチャレンジができますし、逆に当選して個人事業主になったものの業績が悪い、あるいは力不足でこのまま店を続けるのは難しいということで、契約が解除になるケースもあります。でも、契約を解除したから、もうムジャキフーズとはお別れというのではなく、ムジャキフーズの社員に戻って勉強しなおすということもできますし、社員に戻って一生懸命に努力して力をつけて、もう一度大将選挙に立候補することも可能です。 「育成と再生」と言っていますが、人間だから山あり谷ありで、いつも良いときばかりではなく、良いときもあれば駄目なときもある。でも駄目になったから終わりではなく、そこから這い上がれるなら、またチャレンジできるという考えで、そういう意味ではチャンスは何度でも掴めると思います。 ムジャキフーズというとラーメンと中華というイメージが強いですが、現在では寿司、洋食、居酒屋なども展開していますし、イタリアンやカジュアルフレンチなどのお店の出店も予定するなど、総合外食企業として業態を拡大しています。 ラーメンと中華以外のジャンルを展開するようになった一つのきっかけは、恵比寿の寿司店「伊佐野」の大将を務める佐野拳利の入社ですね。寿司店で 年修行してきた人間で、まだ中華とラーメンの店しか展開していないけど、ムジャキフーズのトラスト方式を利用すれば自分がやりたい店がもてるのではないかと判断してムジャキフーズに入ってきた。その彼が大将選挙で当選し、伊佐野の大将になったことが一つの形となって、その後の洋食や居酒屋、フレンチにつながっていったのです。 これからも、さまざまな人たちに入社してもらい、その人たちを育て、彼らが活躍できる場を作っていくことで、ムジャキフーズの展開の輪を広げていきたいと思います。
関連サイト: (株)ムジャキフーズ データ
このページに掲載の内容、写真などの転用をお断りします。 Copyright 2005 TANSEISHA.co.,ltd. All right reserved. |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||